...慈善家たるの念を断ち...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...ぱったり断ち切られてしまって...
オイレンベルク Herbert Eulenberg 森鴎外訳 「女の決闘」
...そういう時、日本にはきまって不世出の大人物があらわれ、其の禍を断ち、却(かえっ)て更に国運の向上を来さしめている...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...やっぱり西洋人にしても過去のきずなを余りに判然と断ち切るのが恐ろしいんじゃないのかな」「どうしようと君の勝手だが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...断ち切り難い交流の関係に這入っているのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...鎖を二つ断ち切るんだが...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...富は断ち切ってしまうのだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...断ち切られるような工合になった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...もう選挙本部からの連絡は何かの妨害で断ち切られて...
中井正一 「実践について」
...国を外国から断ち切って鎖でとざしてしまうことができたという...
中井正一 「大衆の知恵」
...「エホバは地の果までも戦争をやめしめ、弓を折り、戈を断ち、戦車を火にて焼く...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...決然と過去を断ち切り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...全て断ち切られたうえに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...勢を断ちて死す〉と見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...その命を断ちしは第四の太刀なりき...
森鴎外 「みちの記」
...御先代以来の悪縁を斎藤家と断ち切って...
吉川英治 「新書太閤記」
...断ち切られている...
吉川英治 「新書太閤記」
...この紋太夫の一命をお断ちください...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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