...この地域に敵がいないか、斥候に行って調べてきてもらえる?...
...我々は斥候になって、敵の動静を探っていた...
...明日は斥候の任務があるから、早く寝なければ...
...敵から逃げるために、斥候が先回りして道を調べた...
...斥候は危険な任務だが、やりがいがある...
......
石川啄木 「一握の砂」
...敵情を探るためには斥候(せっこう)や...
泉鏡花 「海城発電」
...“第一斥候隊報告...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...すでに第五斥候隊へ...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...斥候隊の報告“わが隊は大なる皿の如き...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...それが第四斥候隊の乗った火星人の乗物だったのだ」艇長は...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...第四斥候隊の方は自分たちを襲撃して来たものと思って全部の出入口を閉じた途端(とたん)この皿のような乗物が...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...第五斥候隊からの報告は終った...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...一人の農夫が斥候騎兵によって彼の所へ連れられてきた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...学生の斥候は四方に走ったが...
永井隆 「長崎の鐘」
...斥候(せっこう)に出た四年生がずらかって...
中島敦 「虎狩」
...前夜斥候(せっこう)上の手抜かりについて校尉(こうい)・成安侯(せいあんこう)韓延年(かんえんねん)のために衆人の前で面罵(めんば)され...
中島敦 「李陵」
...これも斥候長の下りて行った方へ駈けていった...
夏目漱石 「こころ」
...千鳥足で囀(さえず)り散らし何の考えもなくただただ斥候の用心深きを憑(たの)んで行くものと見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...既に畑に到れば斥候ら高地に上って四望し...
南方熊楠 「十二支考」
...味方の斥候がこう告げた...
吉川英治 「三国志」
...間もなく、その斥候から、山上より魏兵来る、と報告してきたので、黄忠はみずから出陣しようとすると、大将の陳式(ちんしき)がこれをとどめ、「老将軍みずから、なんで敵に当る必要がありましょう...
吉川英治 「三国志」
...これも昨日の昼から出てようやくいま帰った斥候(せっこう)部隊である...
吉川英治 「新書太閤記」
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