...豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)...
石川啄木 「赤痢」
...神が人を造るに乳の如く斟ぎ牛酪の如く固め皮と肉とを着せ骨と筋とをもて編むというは...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...また周囲の事情を斟酌(しんしゃく)せずして咎むることがなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...要(い)らざる斟酌(しんしゃく)であった...
夏目漱石 「明暗」
...海外各国ノ式ヲ斟酌シ...
蜷川新 「天皇」
...文三が済(すみ)ませぬの水を斟尽(くみつく)して澆(そそ)ぎかけたので次第々々に下火になって...
二葉亭四迷 「浮雲」
...この点を斟酌(しんしゃく)して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...あまり斟酌(しんしゃく)なく話し込んだ事を此の上もなく後悔した...
松永延造 「ラ氏の笛」
...外国で死亡したと想像し得るものを斟酌しても(訳註)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かつ国外死亡として男子出生の四・四分の一を斟酌した上で)は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...家族の中で両親の一方が死んだと考え得るものの数を斟酌した上で...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...換言すれば埋葬における脱漏として四分の一の斟酌を行えば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...二五〇を斟酌すると...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...斟酌(しんしゃく)がない――ギラリと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...早起南軒斟茗坐...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...斟酌して聞くべきである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...斟酌(しんしゃく)損益し...
吉川英治 「三国志」
...乱心であろうとありがたい御斟酌(ごしんしゃく)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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