...」「そういう料簡(りょうけん)だから...
泉鏡花 「婦系図」
...妙の方はどんな料簡だか...
泉鏡花 「婦系図」
...べらぼうな料簡方(りょうけんかた)だい...
泉鏡花 「婦系図」
...きっぱり自分だけの料簡(りょうけん)を定(き)めて省作に手紙を送ったのである...
伊藤左千夫 「春の潮」
...『我々(われ/\)を茲(こゝ)で腐(くさ)らして了(しま)ふ料簡(れうけん)だらう!來世(らいせい)に地獄(ぢごく)がなくて爲(な)るものか...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...どういうつもりだか料簡(りょうけん)がわからない...
中里介山 「大菩薩峠」
...頭っから料簡違(りょうけんちげえ)だ」とまた一人が云った...
夏目漱石 「坑夫」
...こんな料簡(りょうけん)であった...
夏目漱石 「坑夫」
...別に嘘(うそ)を吐(つ)く料簡もありませんな」「ぢや全くの呑気(のんき)屋なんだね」「えゝ...
夏目漱石 「それから」
...もう少し控えて置く方が得策だという料簡(りょうけん)を起した結果...
夏目漱石 「それから」
...自分は自分のする事についてあくまでも責任を負う料簡(りょうけん)ではあるが...
夏目漱石 「『東洋美術図譜』」
...彼は紹介状を携(たずさ)えて本当に眉間(みけん)の黒子(ほくろ)と向き合って話して見ようかという料簡(りょうけん)を起した...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...たゞ苟(いやし)くも免(まぬ)かれんとする料簡(れうけん)で行(い)つた...
夏目漱石 「門」
...そこでまあ十一月二十五日が来るまでは構うまいという横着な料簡(りょうけん)を起(おこ)して...
夏目漱石 「私の個人主義」
...隨分儲かりさうですぜ」「成程良い料簡だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...けちな料簡(りょうけん)の人間があるものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...お父さん達の料簡(りょうけん)では...
森本薫 「華々しき一族」
...どういうご料簡(りょうけん)だ...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索