...三枚半で先ず……一回などという怪(け)しからん料簡方(りょうけんがた)のものでない...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...」「そういう料簡(りょうけん)だから...
泉鏡花 「婦系図」
...お前の料簡(りょうけん)は充分に判ったけれど...
伊藤左千夫 「春の潮」
...どれほど恐ろしい女の料簡かと気がつきましたら...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...藏(くら)の親方(おやかた)は勘次(かんじ)がどういふ料簡(れうけん)であるといふことは卯平(うへい)へはいはなかつた...
長塚節 「土」
...そうした宿命をかこつ料簡なぞ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...雲を攫(つか)むような料簡(りょうけん)で歩いて来ると...
夏目漱石 「坑夫」
...生きて出る料簡(りょうけん)なら生意気にシキなんかへ這入らねえ方が増しだ」これは向うむきになって...
夏目漱石 「坑夫」
...昨日(きのう)飯場頭(はんばがしら)の合力(ごうりょく)を断った時の料簡(りょうけん)と同じかと云うと...
夏目漱石 「坑夫」
...相手にする料簡(りょうけん)も出なかった...
夏目漱石 「坑夫」
...自分は自分のする事についてあくまでも責任を負う料簡(りょうけん)ではあるが...
夏目漱石 「『東洋美術図譜』」
...魚を捕(と)る料簡(りょうけん)は無論無かった...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...それに五山は、どういう料簡か、盛岡を出発する時から、墨染の法衣を着ていた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...時々男の子を誘拐(かどわか)す料簡(りょうけん)が解らないじゃありませんか」八五郎はまだ首を捻(ひね)っております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ノズドゥリョフもそういう奇妙な料簡の持主であった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それは女の料簡(りょうけん)ですから...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...みつしり働かうといふ料簡(れうけん)になるのであつた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...決してよい料簡(りょうけん)ばかりが起りはせぬ...
吉川英治 「人間山水図巻」
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