...友人が酒の四斗樽を一本寄付してくれたので...
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...薬味箪笥の抽斗数に同じく...
石井研堂 「釣好隠居の懺悔」
...その向うには一斗(と)以上も入りそうなそれも大きな硝子壜(ガラズびん)が並んでいる...
海野十三 「疑問の金塊」
...岩にこしかけて墨斗(やたて)とりいだし橋を写(うつ)しなどして四辺(あたり)を見わたせば...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...しかし抽斗は今朝初やに掃除をさせて...
鈴木三重吉 「千鳥」
......
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...所謂(いわゆる)北斗会とて陸軍省に出入する新聞記者等の会合なり...
太宰治 「花吹雪」
...大急ぎで私は机の右袂(たもと)の一番下の抽斗(ひきだし)の鍵を開けた...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...それを机の抽斗(ひきだ)しやら押入れの中やら文庫の中やらあっちこっちとさがし回って...
田山花袋 「田舎教師」
...銃口が漏斗形をした...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...まあ、一人の野郎が、仮りに一日に五合ずつの米を食うとしてからが、月に一斗五升、年にならすと一石八斗、まあざっと四俵半、数が悪いから一人五俵として積ってみなせえ、千人殺せば年に五千俵の米が浮く...
中里介山 「大菩薩峠」
...一番下の抽斗(ひきだし)の奧で」「これか」死骸の横にあつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人夫婦の部屋の間の納戸(なんど)の戸棚の抽斗(ひきだし)を拔いた奧にありましたよ」「俺はこれを搜してゐたんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...机の抽斗(ひきだし)から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...有松絞りの地ハ薄かりしが((か))どもおさな心にハいか斗うれしかりけん...
樋口一葉 「反古しらべ」
...これは東洋建築史の泰斗伊東忠太博士の意見であるから...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...彼等は内の箪笥(たんす)の抽斗(ひきだし)にまだ幾らかの金を持っている人達で...
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 森鴎外訳 「鴉」
...思いがけない千浪と重蔵に会って冷水三斗の苛責(かしゃく)をうけ...
吉川英治 「剣難女難」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??