例文・使い方一覧でみる「斎」の意味
スポンサーリンク...じゃあ金庫部屋へ踏みこめ」袋猫々の書斎に... 
海野十三 「暗号の役割」
...気ちがい良斎のからだを...
江戸川乱歩 「影男」
...ロンドン日本大使館気付で、斎藤清衛さんへ、私としては長い手紙を書く、斎藤さんは歩く人だ、ほんたうに歩く人だ、遙かに旅程の平安を祈る、それにしても私は私自身が省みられる、私は歩かなくなつた、遊びまはるやうになつた、私の現在の苦悩はそこから起る...
種田山頭火 「其中日記」
...私の見たのは仙台萩の実録とかいうので、先代彦三郎の原田甲斐（かい）、仙台綱宗、神並父五平次、先代芝翫（しかん）の松前鉄之助と仲間嘉兵衛、助高屋高助の浅岡、板倉内膳正、塩沢丹三郎、先代菊五郎の片倉小十郎、神並三左衛門、茶道珍斎、先代左団次の伊達安芸、荒木和助、大谷門蔵（後に馬十）の酒井雅楽頭、大阪から来た嵐三右衛門の愛妾高尾であった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...東州斎写楽（とうしゅうさいしゃらく）の如きでも...
中里介山 「大菩薩峠」
...客間を鍵（かぎ）の手（て）に曲ると六畳ほどな小さな書斎がある...
夏目漱石 「永日小品」
...主人が書斎にのみ閉じ籠（こも）っているのを人が失恋だ失恋だと評するのも無理はないと思うようになった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...閑斎の慾（よく）に眼のない冷酷な態度も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...」「書斎がないことは今迄の東京生活で慣れてしまつたけれど...
牧野信一 「雪景色」
...白犬が吠えたり引いたりして公が厭物を埋めた地を踏むを止めた（『東斎随筆』鳥獣類）...
南方熊楠 「十二支考」
...一斎はこれに反して露姫の夙慧（しゆくけい）を「有物憑焉」となした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...寛斎は四月二十七日に東京より福山に往つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...成斎には二子三女があって...
森鴎外 「渋江抽斎」
...声々に不識斎先生の卦を肯定した...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...額縁の中の斎藤博士の微笑とを交（かわ）る交る見比べた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...狭い書斎の灯（ひ）の下（もと）で良人（をつと）は黙つて物を読み...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...一人（ひとり）わたしが蚊に食はれ書斎で黙つて物を書けば...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...斎堂の扉は、かたく閉められてしまった...
吉川英治 「三国志」
便利！手書き漢字入力検索