例文・使い方一覧でみる「斎」の意味

...その書斎を久米正雄工房と名づけたいなどと云ふ... その書斎を久米正雄工房と名づけたいなどと云ふの読み方
芥川龍之介「あの頃の自分の事」

...笹村はそれを書斎の方へ運ばした... 笹村はそれを書斎の方へ運ばしたの読み方
徳田秋声「黴」

...隣りの書斎へもはいっていった... 隣りの書斎へもはいっていったの読み方
豊島与志雄「反抗」

...もう書斎にヂツとしてゐられなかつた... もう書斎にヂツとしてゐられなかつたの読み方
中原中也「その頃の生活」

...若い蘭方医の恵斎先生は... 若い蘭方医の恵斎先生はの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...書斎から戻って来てください... 書斎から戻って来てくださいの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「鉄面皮」

...書斎へ電報用紙を取りに行かれました... 書斎へ電報用紙を取りに行かれましたの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「煉獄」

...何時行つても必ずそこの書斎に鎮座してゐる... 何時行つても必ずそこの書斎に鎮座してゐるの読み方
牧野信一「ブロンズまで」

...三斎屋敷――この家こそ... 三斎屋敷――この家こその読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...かしずいている女性だという――三斎の娘の浪路こそ... かしずいている女性だという――三斎の娘の浪路こその読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...健斎は李挺の号であらうか... 健斎は李挺の号であらうかの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...潔斎とかいうのがそれに近かった... 潔斎とかいうのがそれに近かったの読み方
柳田国男「年中行事覚書」

...斎藤下野、黒川大隅などの甲州に捕われていた使者の一行が、信玄の寛度（かんど）によって、無事、越後に帰って来てからである...
吉川英治「上杉謙信」

...鐘巻自斎の木剣のために... 鐘巻自斎の木剣のためにの読み方
吉川英治「剣難女難」

...さすがの石舟斎も手におえない男だった... さすがの石舟斎も手におえない男だったの読み方
吉川英治「剣の四君子」

...六忍斎（にんさい）と号し... 六忍斎と号しの読み方
吉川英治「剣の四君子」

...斎藤道三とは、多年、貢（みつ）がれもし、交誼（こうぎ）も深い間がらには違いなかろうが、道三の人物を知らぬはずはない... 斎藤道三とは、多年、貢がれもし、交誼も深い間がらには違いなかろうが、道三の人物を知らぬはずはないの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...さすがの無二斎も黙ってしまった... さすがの無二斎も黙ってしまったの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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