...彼女のスカートの丈が斉整にさせている...
...この並木道は樹間が斉整に整っている...
...斉整な生活を送るためには自己管理が重要だ...
...斉整な手順を踏んで作業を進めていく...
...この建物の外観は斉整で美しい...
...一家の斉整家庭の調和など殆ど眼中になく...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...一方では季題や去(さ)り嫌(きら)いや打ち越しなどに関する連句的制約をある程度まで導入して進行の沈滞を防ぎ楽章的な形式の斉整を保つと同時に...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...その半天にオリオンが三つ星を中心に斉整の大臥像を横たえ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...大沢を正面に、白山岳と劔ガ峯から、左右に大裾をひき放った、最も斉整、端厳の相だ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ここの富士は、大よそ左右斉整...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それに斉整とはいえ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...斉整ならざるはなし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...それが斉整均等なる輻射相称の形を呈せるカキツバタの花容とはいっこうに合致しない...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...それが斉整均等なる輻射相称の形を呈せるカキツバタの花容とは一向に合致しない...
牧野富太郎 「植物記」
...衣服を斉整して長跪(ちょうき)合掌し...
南方熊楠 「十二支考」
...同じ噺(はなし)を重出せずに斉整して同時二篇に書き分けたものだ...
南方熊楠 「十二支考」
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