...堂内に木像並に宋丞相信国公文公之神位なるものを安置す...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...首里の小学校では「昔唐土の朱文公」という軍歌をうたい出した...
伊波普猷 「私の子供時分」
...韓文公が宰相への上書をおもひいでゝ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...そしてたつた今朱文公に会つた帰(かへ)り途(みち)だといふやうな生真面目な顔をして...
薄田泣菫 「茶話」
...秦文公終南山の梓樹を伐りしに...
高木敏雄 「比較神話学」
...伊藤博文公夫人が公の愛用のシガーのバンドをたくさんに集めて...
寺田寅彦 「柿の種」
...その上孟子の滕文公篇に記載した水脈...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...然しながら孟子滕文公篇に舜のことを書いて古書を引いたらしく思はれる文があつて...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...そして偶々憲法取調べのために欧洲へ来られた伊藤博文公に...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...「文公、六助、久太――又惡戯(わるさ)か...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...前掲した博文公との話でもかつて石谷華堤さんに話したら公との情話らしく扱われてまことに困ったなどと大真面目で語っていたことを思う時...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...橘之助は、博文公と、かなり、前から深い知り合いだったものらしい...
正岡容 「寄席行燈」
...文公(ぶんこう)――殺(ころ)すな――何(ど)うしたんだ...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...文公か」九郎右衛門はこれだけ聞いて...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...文公治保(はるもり)の世になつてゐた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...弔伊藤博文公遭難遣迹少年曽侍浪滄閣...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...初めて世に出た晋(しん)の文公は――すなわちそのむかしの重耳であったのです...
吉川英治 「三国志」
...曾子の反対を受けた(滕文公上)...
和辻哲郎 「孔子」
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