...足袋なんぞは一文位足より大きいのを穿いてゐますね...
竹久夢二 「砂がき」
...今頃は比較放屁学(ペトコロジー・コンパレー)の学位論文位は提出していたかも知れない...
辰野隆 「愛書癖」
...わざと戀文位は温めて置きますよ」「そんな事も考へられるだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...多い時は二百文位になつたさうです...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...いきな模様の裾長い着物に好きでかつら下地にばかり結って居た様子はそのお白粉気のないすき通るほどの白さと重そうに好い髪とで店の若いものがせめてとなりの娘だったら附文位はされようものと云ったほどの...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...二十枚百文位で買った絵であるが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...付け文位が関の山であった...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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