例文・使い方一覧でみる「敷板」の意味
スポンサーリンク...月はなけれど敷板の霜に寒い影を映しながら... 
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...おくみは水口の敷板の上に下りて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...定七の腰をかけている縁側の敷板は...
田中貢太郎 「春心」
...船体を蔽つてあつた帆布をめくりとる、敷板を上げる、ロープを片づける、その後は船体の水洗ひだ...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...尻敷板（しりしきいた）...
中里介山 「大菩薩峠」
...床の間の敷板を、茣蓙（ござ）を張つたまゝポカリと引剥ぐと、その下に一尺五寸四方ほど、床板を切拔いた穴があり、その穴をのぞくと、床下の土は綺麗に堀られて、中腰になつて歩くほどの道がついて居ます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...おそらく知らずに立っていた敷板（しきいた）が腐っていたのだろう...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...慎重に進むとやがて敷板の所に来た...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...敷板はまだ打ち付けてないぞ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...敷板のことも忘れちゃいないだろう...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...二軒とも地下室の敷板が腐ってるなんてあるか...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...敷板が轟くほどの音を立てて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...蹄鉄（ていてつ）が厩の敷板に触れてことことという...
森鴎外 「鶏」
...柱も敷板も窓框（まどがまち）も...
山本周五郎 「日本婦道記」
...揺れ動く敷板の固さに腰骨が痛んだ...
横光利一 「旅愁」
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