...新教諸宗とローマ宗とは互いに敵視するの風ありて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...決してこれを敵視するにあらず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...自然主義を誨淫文学と見做し社会主義を売国論と敵視する今日...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...ここに留らずして余の今日まで基督教のために尽せし心実と熱心とを以て余を敵視する基督教会を攻撃せざる...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...これ爾の御名(みな)を奉ずる教会なれば我何ぞこれを敵視するを得んや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...これいまだ人を敵視することである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...支那人もまた軽々しく他のためにするところある煽動に乗せられて日本を敵視するが如き事あらば...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...津軽氏独立して南部氏と境を接して長く相敵視するの間柄となつた...
太宰治 「津軽」
...延(ひ)いては社会を敵視するに至る...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...互に敵視する数多(あまた)の国家の使命も終局の点に於て一に帰するであろう...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...對蹠的な地位に敵視するものでなければならぬ...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...たがいに遠隔して敵視するをいうに非ず...
福沢諭吉 「学者安心論」
...相互に敵視するも可なり...
福沢諭吉 「学問の独立」
...長州の大名は政府の命令を奉ぜずに外国人を敵視するとか...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...けれども当世がそれをあまりに敵視するならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...変革を敵視する保守派などは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...――自分の勢威を凌駕(りょうが)する邪魔物と敵視するようになった...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分を敵視する者があることさえ不思議だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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