...(1)ただちに中国を敵視する言動と行動を中止しふたたびくりかえさないこと(2)二つの中国をつくる陰謀をやめること(3)中日両国の正常な関係の回復をはばまないこと――これを受けとり...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...地方人を敵視するような気風もあったようだ...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...自然主義を誨淫文学と見做し社会主義を売国論と敵視する今日...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...ここに留らずして余の今日まで基督教のために尽せし心実と熱心とを以て余を敵視する基督教会を攻撃せざる...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...これいまだ人を敵視することである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...津軽氏独立して南部氏と境を接して長く相敵視するの間柄となつた...
太宰治 「津軽」
...その種族・宗教・国語等の相反対敵視するものを脱却し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...少なくもこの人をば敵視する要なしと早くも心を決せるなり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼等自身が果してその敵視する観念論そのものの密偵でないかどうかということだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...公人としては反つて彼れを敵視するもの多し或は彼れの挙動を咎めて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...私は私の敵視する叔父(おじ)だの叔母(おば)だの...
夏目漱石 「こころ」
...延いては社會を敵視するに至る...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...見習いの僕を敵視するように思われた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...はなはだしきは相互に敵視することもあらんといえども...
福沢諭吉 「学問の独立」
...相互に敵視するも可なり...
福沢諭吉 「学問の独立」
...けれども当世がそれをあまりに敵視するならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...駁(ばく)す者を敵視するなよ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...自分を敵視する者があることさえ不思議だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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