...あるいは会戦をなるべくやらないで機動によって敵の背後に迫り...
石原莞爾 「最終戦争論」
...さればと言って敵の背後に迂回しようとすると...
石原莞爾 「最終戦争論」
...両軍相対峙するに至れば互に小部隊を支分して小戦に依り敵の背後連絡線を遮断し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...先遣せる騎兵は敵の背後に迫る...
石原莞爾 「戦争史大観」
...重大な危険を顧みず敵の両側を包囲し絶大な兵力を敵の背後に進めて完全に敵全軍を捕捉殲滅せんとする「殲滅戦」への徹底である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...主力はマース右翼の敵の背後に迫るような作戦を希望したものらしい...
石原莞爾 「戦争史大観」
...敵の背後を襲って...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...多聞山へ使者を立てゝ敵の背後を衝(つ)くようにと云う命令を伝えたのであったが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...まさに敵の背後(うしろ)に出(い)でんとす...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...一回転して本隊と敵の背後を撃たんとし...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...「刀を捨てろ、もう逃げるみちはないぞ」だがそのとき、敵の背後に、少ししゃがれた高い声で、「逃げるみちはある」と絶叫するのが聞えた...
山本周五郎 「風流太平記」
...敵の背後をつく約束であった...
吉川英治 「大谷刑部」
...敵の背後へ背後へと尾(つ)いてまわりながら馳け寄せる呼吸にある...
吉川英治 「三国志」
...周泰は敵の背後へまわって...
吉川英治 「三国志」
...この強敵の背後へ迂回(うかい)して...
吉川英治 「三国志」
...極楽寺の敵の背後へ突き出でまする」「いい考えだ...
吉川英治 「私本太平記」
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