...到底のっぽの蘭堂の敵ではない...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...近頃の私は最早政府の敵ではない筈で...
中島敦 「光と風と夢」
...朋友(ほうゆう)のごときはもちろん敵ではないが...
新渡戸稲造 「自警録」
...真にごもっともさまで私の敵ではない...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...われわれ風情の敵ではない! 要路の大官に違ひない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...しかもチャチないい加減なものではなく下手な緞帳芝居は敵ではないほどの絢爛なところをこしらえさせるのだったから...
正岡容 「小説 圓朝」
...どんな季節もわたしに敵ではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...男は女性の敵ではないのである...
山本周五郎 「百足ちがい」
...とうてい一ノ関の敵ではない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...敵ではない...
吉川英治 「上杉謙信」
...決してかろんずる敵ではない...
吉川英治 「三国志」
...「敵ではないっ...
吉川英治 「三国志」
...しかし彼はそれすら、敵ではないかと、生きたそらもないらしい...
吉川英治 「三国志」
...あなたは信長の敵ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...あなたの敵ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...清水一学が敵ではない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そんな小さい人間の敵ではない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...敵ではないのか」「この近くの宿駅から狩りあつめて来た傾城(けいせい)どもだ...
吉川英治 「源頼朝」
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