...数限りない見知らぬ人が...
ギィ・ドゥ・モオパッサン Guy de Maupassant 秋田滋訳 「狂人日記」
...女房たちの参ったのも数限りないほどでございましたから...
芥川龍之介 「邪宗門」
...数限りない無量の仏がいられるというのですから...
高神覚昇 「般若心経講義」
...おそらく数限りない可能性の源泉をくみ取る事ができるであろう...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...各階級の数限りない男に接して来た彼女の目から見れば...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...といったようないろんな数限りないことを信ずる...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...今まで虹のようにジッと並んでいた数限りない魚の群は...
夢野久作 「ルルとミミ」
...数限りない形体の連続を話したりした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...言わば数限りない謎(なぞ)に分かれ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その時見た数限りない花の幻の美しかったことをよく話した...
原民喜 「美しき死の岸に」
...浜の真砂のように数限りない人慾は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...」「それは我々の数限りない経験から一つとして功をおさめざるはなかったのだ...
室生犀星 「花桐」
...わたしは自分のよりも遙かに高く遙かに整った数限りない天性を想像する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...数限りない毛穴から...
夢野久作 「白髪小僧」
...数限りない年月(としつき)を...
夢野久作 「白髪小僧」
...人間の仕事もしくは動作は数限りない...
夢野久作 「能とは何か」
...「干宝晋記(かんほうしんき)」そのほか探せば数限りないほどこの類(たぐい)の口碑伝説(こうひでんせつ)はたくさんある...
吉川英治 「三国志」
...僕の胸はもう数限りない毒虫にむしばみつくされようとしている……左様...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
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