...彼は数寄者のように生き方に拘りがある...
...数寄者の世界に興味を持っている...
...数寄者として名高い建築家が設計した住宅...
...数寄者たちが集う茶会に招待された...
...むかしの数寄者は何よりもこれに心をつかったものだ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...堺衆の一人に某といふ数寄者がありました...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...疵入の雲山は数寄者から富豪へ...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...主人は代々上品な数寄者(すきしゃ)であって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...柏木貨一郎というとその頃の数寄者仲間には知られた人で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...注文者がもし素人(しろうと)の数寄者(すきしゃ)とでもいうのであれば...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...あの竹内さんは数寄者(すきしゃ)で変ったことが好きだから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...もとは堺(さかい)の数寄者(すきもの)の物でござりましたが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...京都で多勢の数寄者(すきもの)の中で手前(てまえ)を見せた時のことなどを...
徳田秋声 「挿話」
...手ずさみを試むる数寄者(すきもの)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...昔数寄者(すきしゃ)が建ててそのままになっていた庵を手に入れて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...東京の数寄者(すきもの)なら一個二十五銭でも悦んで買うだろう...
柳宗悦 「雲石紀行」
...家中や城下町の数寄者(すきもの)たちが...
山本周五郎 「薊」
...数寄者を驚かす凝(こ)った一構え……如何にも三百五十石の馬廻(うままわり)格には過ぎた風情(ふぜい)であった...
夢野久作 「名君忠之」
...堺(さかい)や京の数寄者(すきしゃ)が大勢集まった...
吉川英治 「新書太閤記」
...有名な数寄者(すきしゃ)でいらっしゃるし...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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