...かつ対談数刻に渉(わた)ってもかつて倦色(けんしょく)を示した事がなく...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...また大隈の長広舌をきかされて数刻ののち引き退った...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...映画館の一隅に坐っている数刻だけは...
太宰治 「弱者の糧」
...もう数刻の談話で...
中里介山 「大菩薩峠」
...他宗の者から聴かされた智恵が、自宗で習い伝えた義理に立ち越えている」といって随喜感歎甚だしく、法談数刻の後、法然は特に乞うて華厳宗の血脉(けちみゃく)並に華厳宗の書籍などを渡された...
中里介山 「法然行伝」
...まず三重の念仏を分別して聞かせよう」と数刻に亙(わた)って細々と念仏の要旨を説き聞かせたので聖光房の高慢の心が直ちに止み...
中里介山 「法然行伝」
...雑談数刻、万事うまく運び、伊藤松雄ビクターの作詞をやることに定った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...服部もゐて賑か――雑談数刻...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...上森来り、とき本へ僕と柳を連れて行って、話すこと数刻...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...那波氏と会談数刻...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...中島清介と要談数刻...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...前半とてもいけない、居眠り数刻、後半稍々よろし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十一月十九日(火曜)伊藤松雄訪問、愚談数刻の末、ふと岡本一平の名が出たので、正月の二の狂言を、岡本一平原作にしようと思ひ立ち、伊藤が引受けたので依頼...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それから数刻と立たないうちに...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...あれほどの驚きを数刻の前に知った女が...
室生犀星 「野に臥す者」
...飲酒談笑数刻...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...歓宴歓語、数刻に移って、玄徳はあっさり帰った...
吉川英治 「三国志」
...密談数刻に及んでいたが...
吉川英治 「三国志」
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