...どうやら数え切れない星屑が...
芥川龍之介 「邪宗門」
...その外(ほか)数え切れない程の...
江戸川乱歩 「鬼」
...いちいちとても数え切れない...
太宰治 「帰去来」
...祖母が糸車で一生涯(いっしょうがい)かかって紡ぎ得たであろうと思う糸の量が数え切れない機械の紡錘から短時間に一度に流れ出していた...
寺田寅彦 「糸車」
...そうした美しい挿画が数え切れないほど沢山あるのである...
寺田寅彦 「映画雑感(5[#「5」はローマ数字、1-13-25])」
...これとよく似た係蹄に我れとわが手にかかって人の虜(とりこ)になり生き恥をさらす人は実に数え切れないほど多数である...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...壁には数え切れないほど沢山の外套と帽子が掛け列ねてあった...
寺田寅彦 「議会の印象」
...銀座(ぎんざ)でコーヒーを飲ませる家は数え切れないほどたくさんあるが...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...そういうものが数え切れないほどにあるようである...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...数え切れない響きが自分の耳へと戻ってくるだけだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...党派性ということに就いて実に数え切れない程の言葉の数を費した...
戸坂潤 「思想としての文学」
...校長排斥の理由は彼によると数え切れない程あるのであって...
戸坂潤 「社会時評」
...レコードは数え切れないほどたくさんあるが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「素人のような事を訊くが――お前さんの家をうんと怨んでいる者は誰だい」「数え切れないほどありますよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...其囲りに幾百人か数え切れない程沢山のお婆さんが坐っています...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...私は彼に数え切れないほど悪いことをしました...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...もしもその数え切れない程の花びらの一つ一つが薄い金の板で出来ているとして...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...この一村附近だけでも数え切れない程な古城の址(あと)だらけなのである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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