...本当に数え切れないほど無数の生物があると思っていいのだ」「なるほど...
海野十三 「地球発狂事件」
...その外(ほか)数え切れない程の...
江戸川乱歩 「鬼」
...数え切れない程の喉から漏れたのだ...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...そうした美しい挿画が数え切れないほど沢山あるのである...
寺田寅彦 「映画雑感(5[#「5」はローマ数字、1-13-25])」
...数え切れないほど大勢の男がみんな丸裸で海水の中に立ち並んでいる...
寺田寅彦 「海水浴」
...銀座(ぎんざ)でコーヒーを飲ませる家は数え切れないほどたくさんあるが...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...「浮世の風」となるとこんな二つや三つくらいの因子でなくてもっと数え切れないほど沢山な因子が寄り集まって...
寺田寅彦 「夕凪と夕風」
...数え切れないほどの時間...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...一枚物は数え切れないほどたくさん入っているが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...数え切れないほど夥(おびただ)しく伝えられておりますが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「素人のような事を訊くが――お前さんの家をうんと怨んでいる者は誰だい」「数え切れないほどありますよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...重要美術品に至っては幾十点あるか数え切れないという程の被害で...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...其囲りに幾百人か数え切れない程沢山のお婆さんが坐っています...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...私は彼に数え切れないほど悪いことをしました...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...もしもその数え切れない程の花びらの一つ一つが薄い金の板で出来ているとして...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...無限とも数え切れない微生物の大群の一粒一粒には...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この一村附近だけでも数え切れない程な古城の址(あと)だらけなのである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...あとには専門家の注釈や研究が数え切れないほどあるのであるから...
和辻哲郎 「孔子」
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