...私と片山氏が八回で古い方に数えられる...
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...財界を動かす「ニューフェース」の中に数えられる...
田中英光 「野狐」
...バラバラと数えられる程の疎(そぜん)がある...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...数えられるほど「敷島」だの「大和」だのを並べて...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...すべての四辺形はこれに数えられると私が考えることは決して必然的ではない...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...上記の諸例はそういう方法を試みるであろう場合に必要な非常に多量な材料の中の二三の例として数えられるべきものであろうと思う...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...やっと颱風と名のつく程度のものまでも入れれば中部日本を通るものだけでも年に一つや二つくらいはいつでも数えられるであろう...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...精神の内に数えられる...
戸坂潤 「科学論」
...一方ヴィーコ G. B. Vico(1668-1744)は歴史哲学の始祖に数えられるが...
戸坂潤 「辞典」
...その本質から云うと社会ファシストに数えられるものが非常に多いし...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その一つに数えられるだろうし...
豊島与志雄 「中支生活者」
...五つの提灯のやって来ることを数えられるほどになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...あばら骨も数えられるほどでした...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...伊勢大輔(いせのおおすけ)なんかと五人のうちに数えられる馬内侍という女の読んだ歌だが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...何年間というようにして数えられる年限...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...人間の愉楽とするものと遠ざかった寂しい生活を今日までどれだけしているかというようなことをむだにも数えられる」こんなことをお言いになりながらも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一本ずつ数えられるほどまばらに...
山本周五郎 「青べか物語」
...湯島新地(ゆしましんち)の大根畑(だいこんばたけ)の中にチラホラする隠し売女(ばいじょ)の何軒かが数えられるに過ぎません...
吉川英治 「江戸三国志」
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