...あわてて時計で数えたのさ...
梅崎春生 「風宴」
...ひいふうみいと大声で数えて十二番目の吊皮につかまり...
太宰治 「女神」
...人口が約十三万……六十哩(マイル)離れたアンチウム市は約十一万と数えられています...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...そのとき数え年の四歳であったはずだから...
寺田寅彦 「海水浴」
...五回まで数えました...
豊島与志雄 「狸石」
...それを一つ一つ数えると...
中井正一 「言語は生きている」
...この銭金(ぜにかね)という野郎は……」米友は数えかけた天保銭を二三枚取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...月の齢(よわい)を数える場合には...
中里介山 「大菩薩峠」
...左右の家(うち)は数えるほどしか並んでいない...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...で、すっかり数えて、僕はこういう表を作った...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...私はあなたをもその一人に数えることが出来るのだと知って...
堀辰雄 「「美しかれ、悲しかれ」」
...上信国境の碓氷峠における熊野神社等を数えることができる...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...事務的にしゃんとしないこととかをもそのうちに数えられているわけですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こう数えあげて見れば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...……私がJ・I・Cに殺されなければならぬ理由は数え上げるだけ野暮(やぼ)であろう...
夢野久作 「暗黒公使」
...自鳴鐘(とけい)だの――と数えて行ったら限(き)りもないほどである...
吉川英治 「新書太閤記」
...蹴ちらされた兵といったら数えきれず...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここで三人数えられる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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