...――と数え上げれば際限なけれど...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...彼がこの卵の中で神の年の一年間(人間の年で数えると約三〇〇〇〇億年余)休息した後に...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...空には数えきれないほどたくさんの星が...
竹久夢二 「街の子」
...東京名所の一つに数えられているのだから...
太宰治 「東京八景」
...―――分けても堅儀な家の「娘(とう)ちゃん」と云っては数える程しかいなかったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...先ず名古屋附近で屈指の富豪の中に数えられるであろうこと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...京都の女が愛らしいものの一つに数える茄子歯(なすびば)が見えた...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...放電間隙(ほうでんかんげき)と電位差と全荷電とが同じならばすべてのスパークは同じとして数えられた...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...自分は自分の美談として世に残るべきほどの行為を十ほども数え挙げることが出来るものだから...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...普通新聞紙に数えられて好い...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...其他の諸氏を数えることが出来る...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...私は何も友情というものを人生至上の価値に数えているわけではない...
戸坂潤 「友情に関係あるエッセイ」
...「数え年の四つになりますでございますよ」「違うよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...換気筒が五本数えられたが...
牧野信一 「淡雪」
...具体的にいうと健康や美や頭脳の明晰などがそのうちに数えられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...数え上げればポワトゥ弁...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もう六日になりますね」とおふみは眼つきで日を数えた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...百七十万人を数えられた...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
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