...彼の高潔さに敬慕の念を抱く...
...彼女はその有名な人物に敬慕のまなざしを向けた...
...子供たちは彼の勇気に敬慕の眼差しを向けた...
...敬慕すべき功績を残した人々に感謝の気持ちを抱く...
...彼が彼女に対して敬慕の念を抱いていることは明らかだった...
...兎(と)に角(かく)弟橘姫様(おとたちばなひめさま)に対(たい)する敬慕(けいぼ)の念(ねん)は在世中(ざいせちゅう)から深(ふか)く深(ふか)く私(わたくし)の胸(むね)に宿(やど)って居(い)たことは事実(じじつ)でございました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...我が敬慕に値する善良なる女教師山本孝子女史は...
石川啄木 「雲は天才である」
...――今様(イマヤウ)のハイカラの名は敬慕するかはせみの君...
石川啄木 「詩」
...栖鳳先生の偉大なる御指導の程にも敬慕と感謝の念は忘れることは出来得ない...
上村松園 「随想」
...さうして深く/\又李堂といふ人を敬慕した...
高濱虚子 「俳諧師」
...中国高僧では趙州和尚を敬慕する...
種田山頭火 「一草庵日記」
...親戚(しんせき)の死したる時敬慕(けいぼ)の情(じやう)を表す爲其肉を食ふとか...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...先輩の有名な文学者に敬慕したり心酔したりするのと...
豊島与志雄 「性格を求む」
...皆敬慕はしていた...
中谷宇吉郎 「鳥井さんのことなど」
...一つは人望のあった原因になっているのでありましょうとA君は丁寧に敬慕の意を表(ひょう)される...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...終始一貫して人民から敬慕されていた人でなかつたことは...
蜷川新 「天皇」
...それといふのも相手の小奴が石川の詩才に敬慕して出来るだけの真情を尽してくれたからである...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...私は心からの敬慕を捧(ささ)げずにはいられない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...八五郎の崇拝の敬慕の的だったところで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...敬慕の念漸(ようや)く長じて...
福田英子 「妾の半生涯」
...信玄を敬慕する感情からうまれたんでしょうが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...あなたへの敬慕がなさしめたことと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...わしにも猿殿に対する敬慕が強くわいて来た...
吉川英治 「茶漬三略」
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