例文・使い方一覧でみる「敢然」の意味


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...その前に敢然と自殺するものは寧(むし)ろ勇気に富んでゐなければならぬ...   その前に敢然と自殺するものは寧ろ勇気に富んでゐなければならぬの読み方
芥川龍之介 「或旧友へ送る手記」

...今日(こんにち)のやうに敢然とは鼎(かなへ)の軽重を問はなかつたであらう...   今日のやうに敢然とは鼎の軽重を問はなかつたであらうの読み方
芥川龍之介 「続野人生計事」

...全く「心の病」である――彼はそこで、放肆(ほうし)を諫(いさ)めたり、奢侈(しゃし)を諫めたりするのと同じように、敢然として、修理の神経衰弱を諫めようとした...   全く「心の病」である――彼はそこで、放肆を諫めたり、奢侈を諫めたりするのと同じように、敢然として、修理の神経衰弱を諫めようとしたの読み方
芥川龍之介 「忠義」

...敢然として斯(か)う云ひ得た彼の卓見と自信とは偉とすべきです...   敢然として斯う云ひ得た彼の卓見と自信とは偉とすべきですの読み方
芥川龍之介 「ポーの片影」

...敢然その頂角を征服せねば気が済まぬのである...   敢然その頂角を征服せねば気が済まぬのであるの読み方
石川欣一 「可愛い山」

...友人と遊ぶときでも、敢然と、割勘(わりかん)を主張して、ひそかに軽蔑を買っている様子である...   友人と遊ぶときでも、敢然と、割勘を主張して、ひそかに軽蔑を買っている様子であるの読み方
太宰治 「春の盗賊」

...私は敢然として悠然として...   私は敢然として悠然としての読み方
種田山頭火 「其中日記」

...なお心中に言わんと欲することを敢然として口に出すがごときは...   なお心中に言わんと欲することを敢然として口に出すがごときはの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...敢然としてこういい切るのでした...   敢然としてこういい切るのでしたの読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...そんな事はありません――どっちかというとよく眠る方です」お美乃の敢然と振り仰ぐ顔...   そんな事はありません――どっちかというとよく眠る方です」お美乃の敢然と振り仰ぐ顔の読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...私は敢然と汝(死)を迎えよう...   私は敢然と汝を迎えようの読み方
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」

...敢然と僕の誘惑を拒けたよ」「ふうん」先立って門を入りながら...   敢然と僕の誘惑を拒けたよ」「ふうん」先立って門を入りながらの読み方
「一本の花」

...敢然と口をひらくと...   敢然と口をひらくとの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...その血潮は、ふだんの柔弱を滅却して、敢然と、彼の気愾(きがい)を立派に叩き直した...   その血潮は、ふだんの柔弱を滅却して、敢然と、彼の気愾を立派に叩き直したの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...袁紹は、敢然、反対の口火を切っていった...   袁紹は、敢然、反対の口火を切っていったの読み方
吉川英治 「三国志」

...かれの胸板(むないた)を敢然(かんぜん)とついてきた...   かれの胸板を敢然とついてきたの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...眠っているのかと、景助は、酔眼をみはったが、そうでもないらしいと見ると、いちだん声をあげて、「なぜ、私利私欲の賊臣と、国を蝕(く)う世の悪風へ、敢然、闘ってくださらなかったかっ...   眠っているのかと、景助は、酔眼をみはったが、そうでもないらしいと見ると、いちだん声をあげて、「なぜ、私利私欲の賊臣と、国を蝕う世の悪風へ、敢然、闘ってくださらなかったかっの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...敢然(かんぜん)と...   敢然との読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

「敢然」の読みかた

「敢然」の書き方・書き順

いろんなフォントで「敢然」

「敢然」の英語の意味


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