...前線から敗軍が帰還したというニュースを聞いた...
...競技会で敗軍になっても、次に向けてトレーニングを続けた...
...敗軍の将は兵を語らず、とはよく言ったものだ...
...敗軍の帰還には、時に長い年月が必要だ...
...戦国時代に、足利将軍家の敗軍が京都から姿を消した...
...属僚の為めに放逐せられたる敗軍の将にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それとも今一応は敵に従っておいてそのうちに機を見て脱走する――敗軍の責を償(つぐな)うに足る手柄を土産(みやげ)として――か...
中島敦 「李陵」
...パースレイを負ふた驢馬に会つた軍隊が敗軍の凶兆と心得て大騒ぎしたと...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...味方の総敗軍を観念せずにいられなかった...
吉川英治 「上杉謙信」
...それは世のつねの敗軍の将のことで...
吉川英治 「三国志」
...味方敗軍の責めは...
吉川英治 「三国志」
...敗軍を収めてから...
吉川英治 「三国志」
...なんたるまずい戦をしたものか」孫権は、敗軍をまとめて、その損傷の莫大なのに、胆をすくめながら、無念そうにくり返してばかりいた...
吉川英治 「三国志」
...「敵の魏延(ぎえん)、王平の徒は、敗軍をひいて、陽平関を守るであろうが、それに釣られて、軽々しく追い攻めをかけると、たちまち孔明が後を取って、大勢の挽回を計るにちがいない...
吉川英治 「三国志」
...「敗軍の将は兵を語らずというに...
吉川英治 「三国志」
...敗軍のわれらさえ架(か)けえた橋を...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏は遠く筑紫(つくし)へ落ちのびている敗軍の人...
吉川英治 「私本太平記」
...敗軍(はいぐん)の将(しょう)は兵をかたらずと申します...
吉川英治 「神州天馬侠」
...敗軍の旗を兵馬を吹きまくして...
吉川英治 「新書太閤記」
...敗軍の味方は後から後からと...
吉川英治 「新書太閤記」
...地に敗軍の呻(うめ)きがなければ...
吉川英治 「新書太閤記」
...はやらちもない総敗軍をとげたものとみえる...
吉川英治 「新書太閤記」
...いわばおれは敗軍の将...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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