...前線から敗軍が帰還したというニュースを聞いた...
...競技会で敗軍になっても、次に向けてトレーニングを続けた...
...敗軍の将は兵を語らず、とはよく言ったものだ...
...敗軍の帰還には、時に長い年月が必要だ...
...戦国時代に、足利将軍家の敗軍が京都から姿を消した...
...私は敗軍の将ですと告白すべきであろうか? 冬は目近まできていた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...敗軍に及んで自害もなさらずに召し捕られるとは...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...それとも今一応は敵に従っておいてそのうちに機を見て脱走する――敗軍の責を償(つぐな)うに足る手柄を土産(みやげ)として――か...
中島敦 「李陵」
...僕はこの敗軍の将(しょう)に対する同情と敬愛の念は...
新渡戸稲造 「自警録」
...この戰ひの敗軍によりまして...
萩原朔太郎 「宿命」
...平貞盛(たいらのさだもり)と源扶(みなもとのたすく)敗軍してその妻妾将門(まさかど)の兵に凌辱せられ...
南方熊楠 「十二支考」
...行われ難いものであるかを――敗軍の将のように痛感していた...
吉川英治 「大岡越前」
...きょうさんざんな敗軍の日ではあったし...
吉川英治 「三国志」
...まったく総敗軍の実状であると伝えられた...
吉川英治 「三国志」
...諸方にかくれていた敗軍の蛮将蛮卒は...
吉川英治 「三国志」
...「敵の魏延(ぎえん)、王平の徒は、敗軍をひいて、陽平関を守るであろうが、それに釣られて、軽々しく追い攻めをかけると、たちまち孔明が後を取って、大勢の挽回を計るにちがいない...
吉川英治 「三国志」
...ここに敗軍の再編成と再挙反撃の床几(しょうぎ)をさだめたものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...敗軍(はいぐん)の将(しょう)は兵をかたらずと申します...
吉川英治 「神州天馬侠」
...味方の敗軍(はいぐん)に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...貴下は、孤塁に拠(よ)って、なお千余の勇猛を擁(よう)し、北畠家の忠臣をもって任じておらるるが、事実において、敗軍の将である...
吉川英治 「新書太閤記」
...無念」「畜生」惨たる敗軍の名を負って...
吉川英治 「新書太閤記」
...敗軍の側から見ても...
吉川英治 「新書太閤記」
...一方はかの敗軍の将...
吉川英治 「新・水滸伝」
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