...彼は敗北者として辞任した...
...彼女の目の前で敗北者となり、恥をかいた...
...敗北者の気持ちは理解できない...
...敗北者を嘲笑するのはやめましょう...
...気持ちを切り替え、再び敗北者にならないよう頑張ろう...
...人道的には徹頭徹尾敗北者であったのかも知れない...
石川欣一 「比島投降記」
...今日では何も昔のように社会の落伍者、敗北者、日蔭者と肩身を狭く謙(へ)り下らずとも、公々然として濶歩し得る...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...君の恋敵は俄然(がぜん)男性的と化成して忽(たちま)ち君を恋愛の敗北者へ蹴落しまった...
海野十三 「心臓盗難」
...二勝利者が敗北者の上に有する権利は絶対無限である...
大杉栄 「奴隷根性論」
...老猿愛らしさ一つも無し人の気に逆らうまじと黙し居れば老いぼれの敗北者よと指さされもの言えば黙れ...
太宰治 「乞食学生」
...かかる敗北者らに属していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...戦勝は敗北者を虐殺することによって完成された...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...『みじめなる敗北者ども!』(訳者注 ゴール人らにローマ撤退の代わりとして支払う黄金を量る秤が不正なものであることを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...現代の激しい生存競争社会の敗北者とみとめられるのがあり...
永井隆 「この子を残して」
...完全に敗北者であった...
中島敦 「プウルの傍で」
...永久には無論敗北者だ」自分はそれでも返事をしなかった...
夏目漱石 「行人」
...まさしく敗北者(はいぼくしゃ)と称すべき者で世に時めく者が少なくない...
新渡戸稲造 「自警録」
...芸術上の敗北者であった...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...けっきょく死んでゆくものは敗北者なのだから...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...従って敗北者は逃げる以外に助かる方法はない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...勝利者が上から敗北者にあびせかけた笑いであるというよりは...
宮本百合子 「音楽の民族性と諷刺」
...自分もまた人生の一敗北者になるように思っている...
吉川英治 「私本太平記」
...社会から制裁をうけた敗北者の父でも...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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