...鼠(ねずみ)に救われるではありませんか? わたしはその鼠になります...
芥川龍之介 「報恩記」
...彼もまた偽善者たるの苦しみから救われることが出来るであろう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...かなりたくさんの人間が救われるのではないでしょうか...
海野十三 「火星兵団」
...しかもそれは血統だとあっては私の救われる道はありません...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...束縛の苦痛から救われる筈(はず)なのだ...
太宰治 「惜別」
...堀木と附合って救われるのは...
太宰治 「人間失格」
...その身代わりのおかげで肋骨(ろっこつ)その他のもっとだいじなものが救われるという話である...
寺田寅彦 「鎖骨」
...法典の勝利をもたらすがゆえに――(法律が救わるれば美徳も救われるというのだ)――彼らの言葉に従えば...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは決して社会政策では根本的に救われるものではないと思われる...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...救われる人たちは...
野村胡堂 「九つの鍵」
...結局救われる道は一つしかない...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...苦悩から救われるおりがないとしても――それがなんだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...そうしてくれれば藤井君にもキズがつかないし、環も救われるが、だが君、環は普通の女と違って、音楽の方が忙しいので、妻としての務めが満足に出来ないよ...
三浦環 「お蝶夫人」
...浅ましい悩みから救われるようになりました...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...この脅迫観念から救われるためには...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...孫韶は叔父の手に救われると...
吉川英治 「三国志」
...――すなわち自己の救われることが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...妻が気絶した後に嬰児が救われる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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