...同様に世界を迷妄の闇の中から救い...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...神は日本人を以て日本国を救い給うと信ずる...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...一方が感電したのを一方が救いに行って仆れたとも見え...
海野十三 「白蛇の死」
...救いだすのにとても骨が折れる...
海野十三 「地球要塞」
...一刻(いっこく)も早く救いだしてください...
海野十三 「超人間X号」
...助手に使う為にゴリラを救い出す必要はあったかも知れないが...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...救いを浅薄な宗教に求めたり...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...妙子を救い出すとか捜し出すとか云うことのために手間取っているのではないであろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そのお苦しみからあなたをお救いするためにあたくしはここへ参りました...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...無事に救い出して下さい」一生懸命に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...救いか? 救いはないのか救いはないのかと僕は僕に回転しているのか...
原民喜 「鎮魂歌」
...私は大きい声を出して救いを求めようとした時...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...杢助は救いを求めるように四方を見まわした...
山本周五郎 「似而非物語」
...あの少女をこのキチガイ地獄から救い出して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...馬春堂を銭瓶(ぜにがめ)の穴から救いあげました...
吉川英治 「江戸三国志」
...御家人中でも、日ごろ厚くお目をかけ給うた五大院(ごだいいん)ノ宗繁(むねしげ)が、お救い出しに、まいったはずでございますれば」「いやその五大院ひとりでは、万寿(まんじゅ)、亀寿(かめじゅ)の幼い兄弟(ふたり)を、しょせん一時に助け出すことはなるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...救い難い公方(くぼう)――と...
吉川英治 「新書太閤記」
...「三木の城さえ救い得ない毛利軍だとすると? ……」と...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索