...その夫へ救いを求めていたのも変です...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...理論に於ける一時の対立や外見上救い難く見えた矛盾も...
戸坂潤 「科学論」
...天降った「救い」そのものさえも天が人間に降す呵責(かしゃく)の道具であった...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...救い出してやろうといった気になったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...気の弱いのは救いようもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...学徒が救いを求めて喚叫している――兄はそれを救い出すのに大奮闘した...
原民喜 「夏の花」
...チャーリーと女王様を同時に救いたかったのでございます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...妹のババと羊飼の少年フィリップとが危くかけつけてイレーネを救い上げる...
宮本百合子 「雨の昼」
...あの右にゆき左にゆく我儘勝手な信心の闇から救い出して...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ノブ子の危急を救いました...
夢野久作 「暗黒公使」
...却って衆生を救い難きに導くだけだと思われた...
横光利一 「比叡」
...お救いおき下されますように...
吉川英治 「黒田如水」
...堅固な関の救いに小揺るぎもなく...
吉川英治 「三国志」
...てまえがご案内いたしますが」救いの声だった...
吉川英治 「私本太平記」
...かならずお救いを計る忠義な者が出るであろう...
吉川英治 「私本太平記」
...伊那丸(いなまる)さまをお救いにむかったのです...
吉川英治 「神州天馬侠」
...凶作の憂(うれ)いから救い...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...救いを求めれば救うてくれる慈悲光の弥陀(みだ)尊仏に対面させてから後...
吉川英治 「宮本武蔵」
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