...遭難の船から救いをもとめるとすぐ器械がはたらいて...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...ぼくが二十面相のかくれがから救いだしてきたのですよ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...はなはだ気高き態度にてお救いくだされ候...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...憐(あわ)れな小さき者の一人を病苦から救い出し得たときには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頼まれもしない十何人の少年少女は救いましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...わずかにそれを救いましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...母親は困って小さな私に救いを求める笑(えみ)を送った...
長谷川時雨 「勝川花菊の一生」
...すぐに母を地獄から救い出すこともできたのでしょうが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私はそれらの多くを見捨てられた個所から救い出した...
柳宗悦 「工藝の道」
...ついに彼らを救いに導いた...
柳宗悦 「工藝の道」
...「救いを果さずば吾れ正覚(しょうがく)をとらじ」とまで記されたではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...協団は民衆への救いであった...
柳宗悦 「民藝四十年」
...救いの中に在るのだと教えるのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...地名はこれに対しては一つの有力な救いの綱である...
柳田國男 「地名の研究」
...世を救い万民の苦悩に通じることばでもあろうかと...
吉川英治 「三国志」
...父上を賊徒の陣から救い出しにゆく考えでおりました...
吉川英治 「日本名婦伝」
...――例外の一と二とに現われた二つの道が日本画を救い得るかどうか...
和辻哲郎 「院展日本画所感」
...このわたくしもお救い下されませぬか...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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