...そうしてこのようにいかなる意味でも救いのないものは所詮芸術の対象として適当なものとは考えにくいのである...
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...直ちに自分の生命を棄ててもその牛を救いに行くというふうの人間なのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...悲しい者には悲しい歌が救いなのです...
太宰治 「ろまん燈籠」
...自然の漸進的死滅を救いうべき「選択原理」の有無について前章に述べた事をここで再び繰り返し考えてみると...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...この支えとなる人物がこの屈強な農夫とその養女を救いに来なければならない段にまで来ていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...あのお救い米だとか...
中里介山 「大菩薩峠」
...少くともあの場合この二人の立役者が人命を救い国の運命を救った...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...一体を選んで救い出した...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...救いようのない絶望的な怒りが湧いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...窮地を救いますから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...何処にも救いを見出せない闇の中を這い廻ったのは...
松永延造 「職工と微笑」
...『古事記』に大国主(おおくにぬし)その兄弟に苦しめられた兎を救い吉報を得る事あり...
南方熊楠 「十二支考」
...苦しみのさ中にもう救いがあるのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...だが救いへの道は自力の道のみではない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...救いを呼ぶ気力もなく...
吉川英治 「江戸三国志」
...兵火や掠奪から救い...
吉川英治 「三国志」
...生信房が奥の家族を救いに行ったのを見ると...
吉川英治 「親鸞」
...私はあなたに誓ってジルベールを救います……私はあなたに誓う……ジルベールは決して殺させない!解りましたか……この私の眼の黒い間は...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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