...彼女は敏腕家の経営者で、会社を大きく発展させた...
...彼は敏腕家の弁護士として、多くの難事件に挑んできた...
...敏腕家の政治家は、的確な判断力があるとされている...
...私の上司は敏腕家で、常に冷静に判断してくれる...
...彼が敏腕家であることは、周りの人々からも一目置かれている...
...ハミルトン氏配下の敏腕家の一人(ひとり)として...
有島武郎 「或る女」
...彼奴はS――社中では敏腕家なんだ...
石川啄木 「札幌」
...彼奴(あいつ)はS――社中では敏腕家なんだ...
石川啄木 「札幌」
...警視庁からは係長が若手の敏腕家杉村刑事を伴(つ)れて馳せ付け...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「青い風呂敷包み」
...死刑にして頂き度かったのでございます」法曹界きっての敏腕家松波博士が令息殺しの犯人美人鷹匠のために...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...なかなかの敏腕家だよ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「梟の眼」
...それになかなか機智に富んだ敏腕家でして...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...小学校長で敏腕家の弟にすがりつくべくあせつてゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...そもそもあのフェドセイ・ペトローヴィチのような敏腕家になると...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...彼は自分が一種の敏腕家になることを確信していた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...事務家で、敏腕家で、利己的で、率直でまた狡猾(こうかつ)で、熱情的で、一人よがりである彼は、自分の仕事をフランスの仕事と同一視し、人類の仕事とさえも同一視していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は社長から重用せられてる敏腕家だった...
豊島与志雄 「電車停留場」
...世故(せこ)にたけた敏腕家にも似合しからぬ事だ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...得て世間に褒め物の敏腕家(はたらきて)などと言はれるは極めて恐ろしい我まま物...
樋口一葉 「十三夜」
...得(え)て世間(せけん)に褒(ほ)め物(もの)の敏腕家(はたらきて)などゝ言(い)はれるは極(きわ)めて恐(おそ)ろしい我(わが)まゝ物(もの)...
樋口一葉 「十三夜」
...得て世間に褒め物の敏腕家(はたらきて)などと言はれるは極めて恐ろしい我まゝ物...
樋口一葉 「十三夜」
...我等の主人公は『敏腕家(やりて)』の『取込み家』とでもいっておけば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...閣員中第一の敏腕家なるロイド・ジョーヂ氏を軍器大臣に任じ...
穂積陳重 「法窓夜話」
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