...史乘逸話の上に敍情詩めいたる豐麗を與へたると並びて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...たつたいま教つたばかりのフランスの敍情詩とは打つて變つたかかる無學な文句に...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...「レドヴィーナ」(Ledwina.)は重厚な自敍傳風の長篇の一部をなすものであるが...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...最初の敍文ぐらゐの僅かばかりで...
内藤湖南 「支那目録學」
...近世以前に於ては敍事詩といふ者があつた...
萩原朔太郎 「青猫」
...敍情詩は私のためには「感情の告白」であつて「思想の宣傳」ではない...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...附記 アンデルゼンの自敍傳の一節を上に引用したが...
堀辰雄 「(アンデルゼンの「即興詩人」)」
...ミトは「事物の敍述でなく...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...結果の敍述(Darstellung)は同時にそれの生産過程(Herstellung)であることを要求する...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...如何なる歴史敍述も過去の無數の出來事をそのまま模寫することが出來ず...
三木清 「歴史哲學」
...從つて年代記といふものが歴史敍述の最も原始的な...
三木清 「歴史哲學」
...そして歴史敍述はその根柢に於て史觀に規定されることによつてイデオロギーとしての性格を擔はせられることとなる...
三木清 「歴史哲學」
...歴史敍述のイデオロギー的性質...
三木清 「歴史哲學」
...ゴットルは歴史敍述の限界の問題とは區別される歴史的出來事そのものの限界の問題を明快に摘出したが...
三木清 「歴史哲學」
...歴史家は彼の敍述によつて賞讚及び非難の活溌な感情を喚び起し...
三木清 「歴史哲學」
...却てポリビオスは彼の歴史敍述を...
三木清 「歴史哲學」
...歴史敍述も生の中から生れる...
三木清 「歴史哲學」
...その依然處子たるを娶る敍事に...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
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