...なぜ又故意に書かなかつたと言へば...
芥川龍之介 「或旧友へ送る手記」
...故意に何かを仕上げずにおいて...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...故意にか偶然にか...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...指井が故意にそんなことを言つては私を苛めるんですよ...
徳田秋聲 「媒介者」
...無意識的にか又は故意にか...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...もし故意にピュロン的懐疑に帰せしめるならば...
戸坂潤 「科学方法論」
...発明・発見の成果は故意に放擲されたり(例えば特許権を独占することによって特許使用を全社会に向って禁止する大産業資本を見よ)...
戸坂潤 「科学論」
...自分では知っていても他人には故意に隠蔽する場合もあるが(正宗の名刀の秘密の一つはモリブデンが這入っていることだとかいう)...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...その控え目は故意にしたものではなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...故意に欺くつもりではないが...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...故意に再び喧囂の内に隱れようとした者さへあつたのである...
南部修太郎 「猫又先生」
...故意にブチ撒(ま)きでもしなければ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...だから故意に逃がしたのか...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...偶然に変るのみならず故意に変ることもあろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...故意に避けようとしているかのように見えたのであった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...どうしてこんなに一個の人間の精神や履歴が故意に歪められて傳へられたものか...
吉川英治 「折々の記」
...御一門や諸侯の辞儀を故意に強(し)いたる汝の奸策(かんさく)であったにちがいあるまいが...
吉川英治 「新書太閤記」
...「まるで、お前の分身のように、瓜二つに似せて、悪の手先になって働いていた玉枝という女は、あれは、故意に、そなたの姿や顔に似せて、作り化粧をしている妖女だ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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