...もう一つの政所のはうは三浦氏に潔くおゆづりになつたはうが御賢明かと思ひますが...
太宰治 「右大臣実朝」
...右大臣政所始の御儀式を行はせられ...
太宰治 「右大臣実朝」
...とんだ政所(まんどころ)なんで御座います...
久生十蘭 「魔都」
...試(こころ)みに中央政所を潰すより外(ほか)に妙策はなかろう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...政所へ密訴せしは...
吉川英治 「私本太平記」
...おそらくは、あれから須臾(しゅゆ)の間に、政所の召ぶれが、幕府重臣の家々へ達せられたのではあるまいか...
吉川英治 「私本太平記」
...政所の一臣として...
吉川英治 「私本太平記」
...とにかく、政所主脳は、ここ常にあたまが痛い...
吉川英治 「私本太平記」
...評定所だの政所にあらわれては...
吉川英治 「私本太平記」
...政所(まんどころ)もある...
吉川英治 「私本太平記」
...――武者所や政所(まんどころ)では...
吉川英治 「私本太平記」
...自分らは政所(まんどころ)直属の者でおざる...
吉川英治 「私本太平記」
...すぐ政所(まんどころ)のほうへ出て行った...
吉川英治 「私本太平記」
...やれ政所(まんどころ)の...
吉川英治 「私本太平記」
...北(きた)の政所(まんどころ)と称されていた...
吉川英治 「日本名婦伝」
...北の政所は、「ひとりで慰むのも、花に勿体ない心地がする」と、茶会を思い立って、利休(りきゅう)の娘で、鵙屋(もずや)の妻となっていたお吟(ぎん)を召しよせて、趣好を相談した...
吉川英治 「日本名婦伝」
...九太閤の母、大政所は、八十歳を一期(ご)として、聚楽(じゅらく)で亡くなった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...幕府は一四八七年十一月に至って漸く政所執事の伊勢貞宗を山城国の守護に任じたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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