...彼は放恣な生活を送っているようだ...
...彼女の放恣な行動に友人たちは困惑していた...
...放恣な発言で周囲を傷つけるのはやめてほしい...
...放恣な飲み過ぎは体に悪いですよ...
...放恣な行為は社会的にも許されません...
...われわれが放恣(ほうし)であるときにはわれわれをだらしなくし不潔にならしめる生殖精力も...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...あるいはこんな放恣(ほうし)な空想に対する誘惑を刺激するものがないでもないように思われるのである...
寺田寅彦 「映画と生理」
...そこに立場相互間の放恣な無政府状態が出現しなければならぬ理由もあったのだ...
戸坂潤 「科学論」
...放恣(ほうし)な行動...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...放恣(ほうし)な錯乱した定まりない同じ目つき...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一は清信がいまだ豪健放恣(ほうし)なる一家の画風を立(たつ)るに到(いた)らず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...その放恣(ほうし)な性情を矯(た)める教学が...
中島敦 「弟子」
...子供は極めて放恣で父母の拘束を受けないので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...典型的な放恣(ほうし)な異常な...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...少時(しょうじ)放恣(ほうし)佚楽(いつらく)のために...
森鴎外 「渋江抽斎」
...門を出(い)でては昔の放恣(ほうし)なる生活に立ち帰った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...丸々カワセミの放恣(ほうし)を黙認することも...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...極めて放恣(ほうし)な恰好でお饒舌(しゃべ)りをし...
山本周五郎 「似而非物語」
...それにはかなり大胆な放恣(ほうし)な姿勢をとらなければならないし...
山本周五郎 「思い違い物語」
...放恣(ほうし)に馴れた無遠慮な感じが眼立った...
山本周五郎 「竹柏記」
...いよいよ放恣(ほうし)に流れた御方は...
吉川英治 「剣難女難」
...放恣(ほうし)な快楽とか安易な自由とか...
吉川英治 「新書太閤記」
...その放恣な矢を石牢の中へまで放ったのは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??