...彼は全く放埒な行動をとる...
...放埒な生活を送っていると評判の人もいる...
...飲みすぎて放埒な行動をとることもある...
...放埒な行動が原因で仕事をクビになった...
...学校を休むことが増えて放埒になってきた...
...放埒(わがまま)な感情がぴり/\と苛立って...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...自業自得だ』かういつて私は断えず自分の半生の放埒な径路を悔んだ...
中沢臨川 「愛は、力は土より」
...呑気(のんき)に放埒(はうらつ)にすごした昨夜の自分が悔いられた...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...私は放埒(はうらつ)な上にやくざな亭主を持つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...放埒(はうらつ)な伜を勘當して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それからの菊次郎さんの放埒は本當に目に餘りました」「?」平次は默つてその後を促(うなが)します...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伜の菊次郎の放埒(ほうらつ)が始まってから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...札差し稼業はもとよりそういう放埒(ほうらつ)な...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...放埒な遊び人であることはその顔を見れば一目で分る! 燃えるやうな緋の寛袴(シャロワールイ)に*ジュパーンをまとひ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...俺は屡この女の放埒を看過(みのが)した...
平出修 「瘢痕」
...そしてたつた一人の放埒な兄より他にない次郎が可憐に思はれたりした...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...久次の放埒は手段なりと聞き...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...いわんや心にも礼なく形にも礼なく放埒不覊(ほうらつふき)にして長上を軽んじ先輩を侮(あなど)る如きは人の道を外れたる禽獣行(きんじゅうこう)のみ...
村井弦斎 「食道楽」
...いろいろな自由な生活をした放埒さがどうしてもお母さんに今更表に女があると言えなかった...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...放埒(ほうらつ)の気性は経之とはまるで違った性格をひらいて見せた...
室生犀星 「野に臥す者」
...かつて持彦の放埒(ほうらつ)に慄(おび)えた彼女は...
室生犀星 「花桐」
...ただ大酒と放埒(ほうらつ)のため...
吉川英治 「平の将門」
...お前は放埒(ほうらつ)に荒(すさ)んだ揚句...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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