...この時に露西亜(ロシア)という一国のみは依然としてその制度を改めない...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...今も改めないでいるものとすれば...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...今も改めないでゐるものとすれば...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...彼が悔い改めないかぎり...
種田山頭火 「物を大切にする心」
...その傲慢無作法だけは今晩も改めないで――ずっと座敷へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...容易に話頭を改めないのが例になっていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...第一には二人が厭(いや)がるからなお改めないのであった...
夏目漱石 「明暗」
...日本の虚偽の歴史を改めないならば...
蜷川新 「天皇」
...一年一度しか金箱のなかを改めない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...決して改めないで...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼等が行いを改めないと...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...お前の異教の同族(みより)が悔い改めないで殺されるのをお前が見るのをいやがっていた為に...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「海豹」
...罪は?」「あなたが悔い改めないから...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「海豹」
...字音に隱れて居る程ならば改めないでも宜しいかも知れないと云ふ一方には理由が立ちます...
森鴎外 「假名遣意見」
...その不完全な最初の状態を改めないなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...フランセエズ座が此(この)問題の騒ぎの中にも猶(なほ)「プリム・ロオズ」を演じて居る如き執拗を改めないなら...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...餘りさういふ態度をとつて改めないならば切つてしまふといふことになつた...
吉川英治 「折々の記」
...もし神父が態度を改めないならば...
和辻哲郎 「鎖国」
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