...かゝる場合に原作を改むることを...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...もし欧羅巴(ヨーロッパ)人がその過ちを改むることが出来なければ...
大隈重信 「始業式訓示」
...改むべき暇さへ請ひがたくなりたれば...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...○こゝに二代目市川団十郎初代段(だん)十郎(のち団に改む)の俳号(はいがう)を嗣(つい)で才牛といふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...3あやまちを改むるにはばかる事なかれだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...善く過を改むるは固(もと)より貴しと為すも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...從來の人格主義から實務主義に改むるのが目的である...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...古きものは宜しく改むべきなり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...その考えかたを時代の必要に適応するように改むべきである...
蜷川新 「天皇」
...改むるに憚(はばか)るなかれ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...その改むるところを改め...
福沢諭吉 「学者安心論」
...歌人の間にはそれが頭にこびり付いて容易にその非を改むる事が出来ず...
牧野富太郎 「植物記」
...壮年にして沖津氏の厄介人(やっかいにん)(家の子)となりて沖津新吉直義(退去の際元義と改む)と名のりまた源猫彦と号したり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...むやみに改むる訳にも往かぬところから...
南方熊楠 「十二支考」
...変え改むることあたわず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...不善を改むこと能わざるは...
横光利一 「旅愁」
...後蜂須賀氏に改む...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...過(あやま)てばすなわち改むるという心がけも...
和辻哲郎 「孔子」
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