...貞婦の心の一念よりして彼の改むる時もやあらむ...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...もし欧羅巴(ヨーロッパ)人がその過ちを改むることが出来なければ...
大隈重信 「始業式訓示」
...彼は風俗を改むるにこれに優(まさ)るものは無いと着眼したのである...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...改むべき暇さへ請ひがたくなりたれば...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...役人よりも毎度改むる事...
太宰治 「津軽」
...後「寅次郎」と改む...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...余が信ずる所の一箇条を改むるを欲せず」と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...さればこの中(うち)の一を改むれば忽(たちまち)全体を毀損(きそん)するに終る...
永井荷風 「江戸芸術論」
...駆落(かけお)ちかまたは頓死のその跡にて帳面を改むれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...これを愈(いや)すの道はただ己(おの)れを改むるより他(た)にはあらじ...
福田英子 「妾の半生涯」
...歌人の間にはそれが頭にこびり付いて容易にその非を改むることができず...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...歌人の間にはそれが頭にこびり付いて容易にその非を改むる事が出来ず...
牧野富太郎 「植物記」
...夫還りて改むれば起れる牛なり...
南方熊楠 「十二支考」
...「平三郎鳥居坂本家信崇の養子となり、名を信平と改む...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...須臾(しゆゆ)に面目を改むるが如きを覚ふ...
山路愛山 「英雄論」
...不善改む能わざる是れ吾憂なり...
横光利一 「旅愁」
...後蜂須賀氏に改む...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...過(あやま)てば則ち改むるに憚(はばか)ることなかれ...
和辻哲郎 「孔子」
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