...その異教の人のまことに心より宗旨を改むるは稀なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...貞婦の心の一念よりして彼の改むる時もやあらむ...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...「君の行蹟(こうせき)は聖典の明白なる教訓に反せり君よろしく改むべし」と...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...かつまた汝の益せんとする公衆も汝の方法を改むるにあらざれば汝より益を得ることなし...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...字幕は改むべきであると指摘して...
小穴隆一 「二つの繪」
...従来の小僧制度を改むべし従来小僧を雇うには...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...しかし少しにても経済的のことならば改むるに憚(はばか)らずそれらは御考にて如何様(いかよう)とも可被成(なさるべく)候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...早く義村の奉行を改む可きの由仰出され...
太宰治 「右大臣実朝」
...人は平素の行儀を一朝にして改むることは出來ない...
近松秋江 「湖光島影」
...それでもしこれが物理学の教科書か学術論文の中の文句であるとすれば当然改むべきはずであるが...
寺田寅彦 「随筆難」
...過を改むるを貴しと為す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...學術的にはかゝる區劃法を改むる必要がある...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...よって年号を大宝(たいほう)と改むということを国史略を読んだから私共は知っています...
中里介山 「大菩薩峠」
...今このめしの字は俗なるゆえメシと改むべしなど国中に諭告(ゆこく)するも...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...後幸子(さちこ)と改む...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...不善改む能わざる是れ吾憂なり...
横光利一 「旅愁」
...また小豆(あづき)に改むれど...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...結髪して茂助と改む――というから...
吉川英治 「新書太閤記」
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