...かゝる場合に原作を改むることを...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その異教の人のまことに心より宗旨を改むるは稀なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...其非を改むる力なく...
関寛 「関牧塲創業記事」
...しかし少しにても経済的のことならば改むるに憚(はばか)らずそれらは御考にて如何様(いかよう)とも可被成(なさるべく)候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...ここで随員の服装に改むべきはずのところを何が故にわざわざ殿下の軍服に着換え直したかは...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...それでもしこれが物理学の教科書か学術論文の中の文句であるとすれば当然改むべきはずであるが...
寺田寅彦 「随筆難」
...わたしはどうかしてこの野卑蕪雑(ぶざつ)なデアルの文体を排棄(はいき)しようと思いながら多年の陋習(ろうしゅう)遂に改むるによしなく空しく紅葉(こうよう)一葉(いちよう)の如き文才なきを歎(たん)じている次第であるノデアル...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...改むるに憚(はばか)るなかれ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...今このめしの字は俗なるゆえメシと改むべしなど国中に諭告(ゆこく)するも...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...されど如何(いか)にしてかその己れを改むべきか...
福田英子 「妾の半生涯」
...歌人の間にはそれが頭にこびり付いて容易にその非を改むる事が出来ず...
牧野富太郎 「植物記」
...吾れはかく口を酸くしてその非を鳴らしても一般の学者には先入主となって病膏肓に入り為めに勇敢にこれを改むる事を知らない...
牧野富太郎 「植物記」
...知りて改むる人もあるべしと信ずるを以てなり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...壮年にして沖津氏の厄介人(やっかいにん)(家の子)となりて沖津新吉直義(退去の際元義と改む)と名のりまた源猫彦と号したり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...夫還りて改むれば起れる牛なり...
南方熊楠 「十二支考」
...蘭軒は鮑廷博の妄に古書を改むるに慊(あきたら)ぬのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...須臾(しゆゆ)に面目を改むるが如きを覚ふ...
山路愛山 「英雄論」
...また小豆(あづき)に改むれど...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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