...「悔い改むるものは...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...「君の行蹟(こうせき)は聖典の明白なる教訓に反せり君よろしく改むべし」と...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...彼は風俗を改むるにこれに優(まさ)るものは無いと着眼したのである...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...従来の小僧制度を改むべし従来小僧を雇うには...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...過ちは改むるに憚る勿れとは古哲の金言...
高山樗牛 「瀧口入道」
...一人の悔い改むるもののためには...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...わたしはどうかしてこの野卑蕪雑(ぶざつ)なデアルの文体を排棄(はいき)しようと思いながら多年の陋習(ろうしゅう)遂に改むるによしなく空しく紅葉(こうよう)一葉(いちよう)の如き文才なきを歎(たん)じている次第であるノデアル...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...その考えかたを時代の必要に適応するように改むべきである...
蜷川新 「天皇」
...ただ文学・科学の文字を消して語学の二字に改むれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...今このめしの字は俗なるゆえメシと改むべしなど国中に諭告(ゆこく)するも...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...壮年にして沖津氏の厄介人(やっかいにん)(家の子)となりて沖津新吉直義(退去の際元義と改む)と名のりまた源猫彦と号したり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「平三郎鳥居坂本家信崇の養子となり、名を信平と改む...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...変え改むることあたわず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自然は万物を変え改む...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...須臾(しゆゆ)に面目を改むるが如きを覚ふ...
山路愛山 「英雄論」
...以後必ず行状相改むべきこと...
吉川英治 「松のや露八」
...過(あやま)てばすなわち改むるという心がけも...
和辻哲郎 「孔子」
...三年父の道を改むるなき...
和辻哲郎 「孔子」
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