...もし欧羅巴(ヨーロッパ)人がその過ちを改むることが出来なければ...
大隈重信 「始業式訓示」
...○こゝに二代目市川団十郎初代段(だん)十郎(のち団に改む)の俳号(はいがう)を嗣(つい)で才牛といふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...其非を改むる力なく...
関寛 「関牧塲創業記事」
...自ら短所を知って改むる事を怠らざるにおいては百戦して危からざるの対抗必ずしもむずかしくないと信じます...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...私はこの悪習慣をぜひ改むるの必要ありと考えまして...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...早く義村の奉行を改む可きの由仰出され...
太宰治 「右大臣実朝」
...それでもしこれが物理学の教科書か学術論文の中の文句であるとすれば当然改むべきはずであるが...
寺田寅彦 「随筆難」
...善く過を改むるは固(もと)より貴しと為すも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...余が信ずる所の一箇条を改むるを欲せず」と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...わたしはどうかしてこの野卑蕪雑(ぶざつ)なデアルの文体を排棄(はいき)しようと思いながら多年の陋習(ろうしゅう)遂に改むるによしなく空しく紅葉(こうよう)一葉(いちよう)の如き文才なきを歎(たん)じている次第であるノデアル...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...「過(あやまち)を改むるに憚(はばか)ること勿(なか)れ...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...その改むるところを改め...
福沢諭吉 「学者安心論」
...いよいよ改むればいよいよ高く...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...吾れはかく口を酸くしてその非を鳴らしても一般の学者には先入主となって病膏肓に入り為めに勇敢にこれを改むる事を知らない...
牧野富太郎 「植物記」
...知りて改むる人もあるべしと信ずるを以てなり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...「平三郎鳥居坂本家信崇の養子となり、名を信平と改む...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...過(あやまち)を知って能(よ)く改むる義で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...過(あやま)てばすなわち改むるという心がけも...
和辻哲郎 「孔子」
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