...家系と其の攷學私はこの天才は大阪が生んだ人だといふことを簡單に附け加へたいと思ひます...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...(二十一)攷師承 道統傳授の次第を考へたものである...
内藤湖南 「支那目録學」
...さて一方文学を攷察(こうさつ)して見まするにこれを大別(たいべつ)してローマンチシズム...
夏目漱石 「教育と文芸」
...芳賀博士の攷証本にも聢(しか)と出ておらぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...これらはちょっと聞くと嘘ばかりのようだが予年久しく経験するところに故ロメーンス氏の説などを攷(かんが)え合わすと猫や梟(ふくろう)は獲物を人に見せて誇る性がある...
南方熊楠 「十二支考」
...『今昔物語』に仏経の野干を狐とした例芳賀博士の攷証本に明示されいる...
南方熊楠 「十二支考」
...芳賀博士の参攷本に類話も出処も見えず...
南方熊楠 「十二支考」
...これを以て攷(かんが)えると秀郷が蜈蚣を射て竜を助けた話も...
南方熊楠 「十二支考」
...これらを合せ攷(かんが)うるに...
南方熊楠 「十二支考」
...『食鑑』とアストレイを合せ攷(かんが)うるに...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦に少なくなかったと攷(かんが)える...
南方熊楠 「十二支考」
...かく攷(かんが)えるとどうも馬琴の説が当り居るようだ...
南方熊楠 「十二支考」
...『松屋(まつのや)筆記』にくぼの名てふ催馬楽(さいばら)のケフクてふ詞を説きたると攷(かんが)え合せて...
南方熊楠 「十二支考」
...攷(かんが)えると最初猩々と呼んだは手長猿の一種にほかならじ...
南方熊楠 「十二支考」
...『酉陽雑俎(ゆうようざっそ)』に人身三万六千神その処に随ってこれに居るなどあるを攷(かんが)え合すべし...
南方熊楠 「十二支考」
...ネンゴネでチテエと名づくるなど攷(かんが)え合すと...
南方熊楠 「十二支考」
...もしくは九州南部の別府という語などと比較して攷定(こうてい)すべきものであったろう...
柳田國男 「地名の研究」
...これに関しては右の武内義雄氏が「漢石経論語残字攷」(『狩野教授還暦紀念支那学論叢』)という非常に優れた考証を書いておられる...
和辻哲郎 「孔子」
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