...そのぴかぴかをかき集めてポケットへ收めてしまひなよ...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...此の有利な地位はたとへどんな巨額を以てしても買收などとは思ひも寄らぬことだ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...もとからゐた百姓には馬鹿にされながらも却つて收穫などを多く貯へてゐるといふことだつた...
田山花袋 「道綱の母」
...收穫濟みたる野の果て...
近松秋江 「伊賀、伊勢路」
...444 直譯すれば「アレースの力收る」...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...今行きて諸の器具を鞴(ふいご)を收むべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...橙より蜜柑の方が收入は多いけれども...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...深く黨員の信望を收めて能く之れを統一し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...夫でいつ迄も騷亂が收まらぬのであります...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...一通は奉天の文溯閣に收むることゝなり...
内藤湖南 「文溯閣の四庫全書」
...占卜者を牛角杯二箇で以て買收し...
中島敦 「狐憑」
...搜索又は押收は、權限を有する司法官憲が發する各別の令状により、これを行ふ...
日本国 「新憲法の解説」
...一通(いつゝう)は手(て)もとふるへて卷收(まきをさ)めぬ...
樋口一葉 「軒もる月」
...直接に國民の形體に觸れずして其精神を收攬し給ふものなり...
福沢諭吉 「帝室論」
...それを收(をさ)めようと私は一生懸命骨を折つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...經濟的にも稻子さんの收入の方が多いんだから...
三好十郎 「肌の匂い」
...大減收になるだらう...
吉川英治 「折々の記」
...するとその途中で土地の警察の刑事みたいな人が來て、「毎日ハイヤーに乘つて長野方面を遊興してをられるさうだけれども、御商賣はなんで、收入はいくらで、住所はどこですか」などと怪しまれたことなどあります...
吉川英治 「折々の記」
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