...性格とは事物の支配的な性質であり優越な性質である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...支配的な社会単位と見做しているのも好い対照である...
戸坂潤 「科学方法論」
...或る特定の而も支配的な社会階級乃至社会身分の...
戸坂潤 「科学論」
...実証科学としての自然科学では何と云っても実験が支配的な役割を果しているが...
戸坂潤 「技術の哲学」
...一つの支配的なイデオロギーに外ならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...読者の支配的なイデオロギーを迎えないということは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...之に反して現実的制作力が横溢してくれば当然制作が支配的な指導力を取りもどす...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...処で日本のブルジョア・アカデミーの支配的な哲学は...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...それだけが無論この論理の凡てでもなく又支配的なものでもないので...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...最も有力な支配的な思想となったのは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...思想以外の社会現象としては相当に支配的な力を有っていたが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...文学者の方が政治家より以上に支配的な階級にぞくするとは云われない限りは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...又最も支配的な形で...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...危機的時期とは反対に矛盾の支配的な時期である...
三木清 「哲学入門」
...現代に支配的なる無産者的基礎經驗に對しては...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...支配的な位置に立つこととなる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...その観念の発生は女の内部にかかわりなく外から支配的な便宜に応じてこしらえられたものだのに歴史の代を重ねるにつれてその時から狭められた生活のままいつか女自身のものの感じかたの内へさえその影響が浸透してきていて...
宮本百合子 「新しい船出」
...やはりそこには特に支配的な一つの感動があるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
便利!手書き漢字入力検索