...剛愎(がうふく)さうな支考(しかう)と肩をならべて...
芥川龍之介 「枯野抄」
...支考と浮世話に耽つてゐる際にも...
芥川龍之介 「枯野抄」
...人の悪い支考の顔に...
芥川龍之介 「枯野抄」
...将(まさ)に支考の眼の中に...
芥川龍之介 「枯野抄」
...恐(おそら)くあの辛辣(しんらつ)な支考まで...
芥川龍之介 「枯野抄」
...支考が枕もとへ進みよつた...
芥川龍之介 「枯野抄」
...しかもそれに沈み得る事を得意にしてゐた支考は...
芥川龍之介 「枯野抄」
...支考に続いて惟然坊(ゐねんばう)が...
芥川龍之介 「枯野抄」
...支考等を彼に心服させたものは彼の俳諧の群を抜いてゐたことも決して少くはなかつたであらう...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...たとへば支考(しかう)の伝へてゐる下の逸話に徴(ちよう)するが好い...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...支考(しかう)だとか其角だとかいふ連中の書いた臨終記のやうなものを参考とし材料として...
芥川龍之介 「一つの作が出来上るまで」
...支考(しかう)……」かう言ひながら...
薄田泣菫 「茶話」
...「支考(しこう)...
高神覚昇 「般若心経講義」
...支考(しこう)という男がおりまして...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...俳句は享保に至りて芭蕉門の英俊多くは死し、支考、乙由(おつゆう)らが残喘(ざんぜん)を保ちてますます俗に堕(お)つるあるのみ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...俳句は享保に至りて芭蕉門の英俊多くは死し、支考(しこう)、乙由(おつゆう)らが残喘(ざんぜん)を保ちてますます俗に堕つるあるのみ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...藪(やぶ)から村へぬけるうら道支考(しこう)喰(くい)かねぬ聟(むこ)も舅(しゅうと)も口きいて 翁何ぞの時は山伏になる曲翠(きょくすい)と言ったような例もあった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...越人(えつじん)と支考(しこう)...
柳田国男 「木綿以前の事」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??