...これはお盆を支える台と同じ陶器の浅い皿に入っている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私は紅玉の実を支える枝という枝に...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...優(まさ)に十日間は支えるに足る食糧...
谷譲次 「踊る地平線」
...時々多くの女がなすように指先で軽く頬を支えることがなかった...
豊島与志雄 「小説中の女」
...重荷が人を支えるのだ...
豊島与志雄 「父の形見」
...足だけで体を支えることができず...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...各々己の家を支えるだけに...
直木三十五 「南国太平記」
...一年の活計を支えるほどの実入(みい)りを得ている者が...
中里介山 「大菩薩峠」
...来客中で少し差支えるそうです...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...五尺にも満たぬ身体のどこにあのような烈しい闘いを支える魂がひそんでいるのか...
野上彰 「本因坊秀哉」
...直に糊口(ここう)にも差支えるようになり...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...あなたあしたの仕事に差し支えるでしょう...
久生十蘭 「キャラコさん」
...たった一人だけを支えることの出来る板子に取縋(とりすが)って...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その茎では支えることが出来なくなるのを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...支えるようにして便所の表に出た...
山川方夫 「その一年」
...だがその平穏無事を支えるために...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...片肱で身を卓に支えるのも重く感じた...
横光利一 「旅愁」
...こうしてはおられない」羅門の支える手を...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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