例文・使い方一覧でみる「攫み」の意味


スポンサーリンク

...内界の動亂に具象の姿を與へる爲に外物に攫みかゝることはあつても...   内界の動亂に具象の姿を與へる爲に外物に攫みかゝることはあつてもの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...當面の問題に對して的確な、明細な批判を下す能力のないものこそ、他人の人格を丸呑みにしたやうな、大攫みな、見識ぶつた批評をしたがるものだ、と彼は思つた...   當面の問題に對して的確な、明細な批判を下す能力のないものこそ、他人の人格を丸呑みにしたやうな、大攫みな、見識ぶつた批評をしたがるものだ、と彼は思つたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...ザク/\とポケツトから攫み出してみたい爲めではなかつた...   ザク/\とポケツトから攫み出してみたい爲めではなかつたの読み方
石川啄木 「病室より」

...今のあの銅貨一攫みは一体どういうわけなんだえ? 彼を奨励するつもりか? わたしはこれでも車夫を裁判することが出来るのか? わたしは自分で答うることが出来ない...   今のあの銅貨一攫みは一体どういうわけなんだえ? 彼を奨励するつもりか? わたしはこれでも車夫を裁判することが出来るのか? わたしは自分で答うることが出来ないの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「些細な事件」

...彼女は一攫みの勘定書(かんじょうがき)を彼の鼻先に突きつけた...   彼女は一攫みの勘定書を彼の鼻先に突きつけたの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」

...卓上から嘗試集(しょうししゅう)を攫み出し...   卓上から嘗試集を攫み出しの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」

...實質を攫み得ないものは空理に安んじてゐるのです...   實質を攫み得ないものは空理に安んじてゐるのですの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...手にて繩を攫みて舟を進むるやうな仕掛にせり...   手にて繩を攫みて舟を進むるやうな仕掛にせりの読み方
大町桂月 「足柄の山水」

...可憐のものを其爪に攫み舞ひおり...   可憐のものを其爪に攫み舞ひおりの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...わが手の攫み取りしもの天より遠く地の上に*投げ落されて氣は絶えぬ...   わが手の攫み取りしもの天より遠く地の上に*投げ落されて氣は絶えぬの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...われとはなしに手に攫み投げし汚物の數々に...   われとはなしに手に攫み投げし汚物の數々にの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...」少し酔つて来ると人の首根ツこを鷲攫みにするのが西岡の癖で...   」少し酔つて来ると人の首根ツこを鷲攫みにするのが西岡の癖での読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...「お前えの首ツ玉は細くつて攫みいゝんだ...   「お前えの首ツ玉は細くつて攫みいゝんだの読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...それにしても西岡の鷲攫みの力が堅くて...   それにしても西岡の鷲攫みの力が堅くての読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...次々に攫み出される皮ズボンを...   次々に攫み出される皮ズボンをの読み方
牧野信一 「山男と男装の美女」

...短遮等より投げたる球を攫み得て第一基を踏(ふ)むこと(もしくは身体(からだ)の一部を触(ふ)るること)走者より早くば走者は除外となるなり...   短遮等より投げたる球を攫み得て第一基を踏むことの一部を触るること)走者より早くば走者は除外となるなりの読み方
正岡子規 「ベースボール」

...場左(レフトフィルダー)のごとき皆打者の打ちたる飛球(フライボール)を攫み(この時打者は除外となる)またはその球を遮り止めて第一基等に向いこれを投ぐるを役目とす...   場左のごとき皆打者の打ちたる飛球を攫みまたはその球を遮り止めて第一基等に向いこれを投ぐるを役目とすの読み方
正岡子規 「ベースボール」

...己はその萎びた体に攫み附いて遣りたいのだぞ...   己はその萎びた体に攫み附いて遣りたいのだぞの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

「攫み」の読みかた

「攫み」の書き方・書き順

いろんなフォントで「攫み」


ランダム例文:
あいはむ   更衣室   勝手  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
言語道断   神秘的   氷河期世代  

スポンサーリンク

トップへ戻る