...此未練を擺脱すれば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...影となると云ふことは外面を擺脱して内面のみに生きると云ふことならば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...同時にやはり幼時から染込んだ東洋思想を全く擺脱(はいだつ)する事が出来ないで...
内田魯庵 「二葉亭四迷」
...第二十一胸中一戀字(いちこひじ)を擺脱(はいだつ)すれば...
高山樗牛 「瀧口入道」
...一つの擺動(はいどう)である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...独(ひと)り生存の欲を一刻たりとも擺脱(はいだつ)したるときにこの迷(まよい)は破る事が出来る...
夏目漱石 「野分」
...この擺動を普通の人の眼につかぬようにするにおそらく最も寄与した事情は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...同様な擺動が起ったことはほとんど疑い得ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...可変的な重りを載せられた発条に喩えているが(Polit. Econ. vol. i. b. i. c. 4, p. 20.)これはもちろん上述したと全く同種の擺動を生ずるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...欠乏と豊富との間の擺動が非常に目立つのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かかる時期に達した社会においては、この擺動は、週期的窮乏の常住の原因とならぬであろうか...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼が述べている擺動は確かに起るものであり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし本書のはじめの方で述べ、そして人類社会のあらゆる階級に存在することがわかった貧困によって著しく確証される、限られた面積における人口と食物との自然的増加の比例が、幾分でも真に近いものであるならば、事実は反対に、人口がその安易な生活資料を超過する時期はとうに到達しているのであり、この必然的擺動、この週期的窮乏の常住の原因は、たいていの国において、人類の歴史あって以来存在しているのであり、また現在も引続き存在していることが、わかるであろう(訳註)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...滅多に害悪を伴わぬことのない農業及び商業の進歩における大なる擺動を防止する傾向を有つのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...デューレルはまた外擺線(epicycloid)のことをも説き...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...擺線(Cycloid)の長さを求め...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...わたくしはこれを擺去(はいきよ)する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...風擺藤花紫欲篩...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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