...そのすべてに擢(ぬき)んでる男体は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...我里の羽子擢(つき)は辺鄙(へんひ)とはいひながら...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...多くの学者のなかから擢んでられて東宮侍講となったが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...この給仕を大蔵省の秘書に抜擢(ばつてき)しようとしたが...
薄田泣菫 「茶話」
...髪を擢(ぬ)きて数えがたし...
田中貢太郎 「続黄梁」
...そんなことから終に私も小姓に抜擢されるに至った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...などは三都歌妓の代表として最も擢(ぬきんで)ている女たちであろう...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...超群の拔擢を必要とする人材の極めて稀にして甚逢ひ難きにも拘はらず...
原勝郎 「貢院の春」
...天保十四年六月擢為医員...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そして四方八方彼がむかし特に抜擢重用したことのある豪族に向って急使を立て...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「――笈川の勘定奉行は近来にない抜擢(ばってき)だからな...
山本周五郎 「いさましい話」
...奉行役所に抜擢(ばってき)されたということを聞いたとき...
山本周五郎 「日本婦道記」
...抜擢(ばってき)された者だった...
吉川英治 「大岡越前」
...満寵(まんちょう)が抜擢(ばってき)された...
吉川英治 「三国志」
...綱紀(こうき)崩擢(ほうさい)...
吉川英治 「三国志」
...新しく抜擢(ばってき)された一将校の彼に注(そそ)がれた...
吉川英治 「新書太閤記」
...思いきった抜擢(ばってき)であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...抜擢(ばってき)されて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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