...その證據にはあの男が繪を描いてゐる所を...
芥川龍之介 「地獄變」
...この婆アさんが酒の氣をぷん/\にほはせて語るところに據ると...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...別に典據があるわけではない...
太宰治 「お伽草紙」
...○「コロボックル」ノ体質ニ付キテハ推考ノ根據トスベキモノ甚ダ少シ...
坪井正五郎 「石器時代總論要領」
...この一方を他方よりも多く私に説得する何等の根據も未だ私の悟性に現はれてゐないと假定する...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...アメリカ東印度艦隊根據地の上海から香港を經て...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...何等の據り所を示さず...
内藤湖南 「支那目録學」
...證據がなきや何うすることも出來ない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...重い物を引摺るやうな音は聞えたやうに思ふが」「それが謀叛(むほん)の證據になるかも知れなかつたんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...浮氣心で迎へた女房でない證據は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「證據は山ほどありまさア」「例へば?」「階子段に油を塗つて番頭の喜八を殺しかけた奴が解つたんです」「誰だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...毒死の證據は喜三郎が言つた通り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...全く據(よ)りどころのないものになつてしまひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...惣而引用の書に據て編す...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...其地味に據て産する處の竹木花果と雜穀菜草を試み...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...精神科學と生との不離なる關係は根本的にはここにその深き根據をもつてゐると考へられる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...半官報にある事は、半官報に據る...
森林太郎 「ロビンソン・クルソオ」
......
柳田国男 「故郷七十年」
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