...我等は三人を擒(とりこ)にして...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...八重の潮路の海鳥(うみどり)の沖の太夫(たいふ)を生擒(いけど)りぬ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...○○獣の生擒(いけどり)がうまくゆかなければ...
海野十三 「○○獣」
...或は地方で有名な者を擒にして壓制を致しますると云ふ次第なので...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...已(すで)に去りて浩蕩(こうとう)の濤に擒(とりこ)にせられ水烟渺漫(びょうまん)の裡(うち)に在り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...なるべく二人を生擒(いけどり)にするやうにと云ふ城代の注文を告げた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...よい都合を与える上級船員たちを擒人(とりこ)にしておく...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...さも手柄顔に生擒(いけど)って来た味方の将士も...
吉川英治 「剣の四君子」
...賊将の張角でも生擒(いけど)ってこられたのであるか」詫びるところは詫び...
吉川英治 「三国志」
...――幸いにも生擒(いけど)ったこの者を都へ差立てれば...
吉川英治 「三国志」
...敵の一将黄祖という者を生擒(いけど)ってありますから...
吉川英治 「三国志」
...曹操を生擒(いけど)りにするのも...
吉川英治 「三国志」
...「生擒(いけど)れ...
吉川英治 「三国志」
...それ捕擒(とりこ)にせよとばかり...
吉川英治 「三国志」
...第一に擒人(とりこ)となるものは...
吉川英治 「三国志」
...孔明(こうめい)・三擒(きん)三放(ほう)の事(こと)一孟獲は山城に帰ると...
吉川英治 「三国志」
...孔明を擒人(とりこ)になさんこといま眼前に迫る...
吉川英治 「三国志」
...擒人(とりこ)にでもなっているようにである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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