...我等は三人を擒(とりこ)にして...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...あの今様弁天さまの魅力に擒(とりこ)になっているわけじゃありませんよ」春部は...
海野十三 「千早館の迷路」
...文化十二年諸国相謀(はか)りてポナパルテを擒(とりこ)にして流竄(りゅうざん)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...鴻雁(こうがん)も鳥屋に生擒(いけど)らるれば雛鶏(すうけい)と俎(まないた)を同(おな)じゅうす...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...人の心はこの中(うち)に擒(とりこ)にせられてしまうのだ...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...そのうちインディアンが彼女を擒(いけど)り...
南方熊楠 「十二支考」
...眼色の異(ちが)った小娘の擒人(とりこ)になってしまったんだから...
吉川英治 「江戸三国志」
...あの擒人(とりこ)の新介が...
吉川英治 「剣の四君子」
...乱軍のなかに生擒(いけど)って...
吉川英治 「三国志」
...関羽を生擒(いけど)ることも神算歴々と...
吉川英治 「三国志」
...祝融夫人を擒人(とりこ)とすることに成功した...
吉川英治 「三国志」
...一人の大将を生擒(いけど)ってこられるなど...
吉川英治 「三国志」
...それだけに彼一名を生擒(いけど)れば...
吉川英治 「三国志」
...敵の歯列から抜き擒(と)って...
吉川英治 「新書太閤記」
...擒人(とりこ)となりました...
吉川英治 「日本名婦伝」
...泣かぬ擒人(とりこ)とてはなかったのです...
吉川英治 「日本名婦伝」
...朱実を擒(とりこ)にして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...又十郎を擒人(とりこ)にしたが...
吉川英治 「柳生月影抄」
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