...もし生擒にできたなら...
海野十三 「○○獣」
...或は地方で有名な者を擒にして壓制を致しますると云ふ次第なので...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...彼らは擒(とら)えられ...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...他の個人は之を持たないが故にこの虚偽形態の擒(とりこ)となる...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...もう津田を擒(とりこ)にしていた...
夏目漱石 「明暗」
...鴻雁(こうがん)も鳥屋に生擒(いけど)らるれば雛鶏(すうけい)と俎(まないた)を同(おな)じゅうす...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...再び城に帰らんとして武田軍に擒(とら)えられ...
新渡戸稲造 「自警録」
...却つて人を擒(とりこ)にし...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...去年馬を食い酒を貰(もろ)うた者三百余人来援し大いに克(か)ちて晋の恵公を擒(とりこ)にした...
南方熊楠 「十二支考」
...あの擒人(とりこ)の新介が...
吉川英治 「剣の四君子」
...守将の李豊(りほう)以下ほとんど斬り殺されるか生擒(いけど)られてしまい...
吉川英治 「三国志」
...彼らは狂喜している様子で」「なぜ擒人(とりこ)の兵にそんな馳走するのか」「黄昏(たそがれ)まで...
吉川英治 「三国志」
...関羽を生擒(いけど)ることも神算歴々と...
吉川英治 「三国志」
...これを擒人(とりこ)にしてしまった...
吉川英治 「三国志」
...それだけに彼一名を生擒(いけど)れば...
吉川英治 「三国志」
...諸葛亮(しょかつりょう)を擒人(とりこ)となし...
吉川英治 「三国志」
...擒人(とりこ)となりました...
吉川英治 「日本名婦伝」
...よくぞ擒人(とりこ)になって...
吉川英治 「日本名婦伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??