...たしかにまたその若い軍人はロマンティックな少女を擒にする勇士に相應(ふさ)はしかつた...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
......
内田魯庵 「八犬伝談余」
...或いは地方で有名なるものを擒にして圧制を致しますという次第なのである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...運命の擒縦(きんしょう)を感ずる点において...
夏目漱石 「思い出す事など」
...不世出の名人が一言一句に擒(とりこ)となったお客たちは...
正岡容 「圓朝花火」
...昨夏四十有余枚書きだした『圓朝』はあまりにも伝記の擒(とりこ)となってしまっていたため...
正岡容 「小説 圓朝 あとがき」
...敵の一将黄祖という者を生擒(いけど)ってありますから...
吉川英治 「三国志」
...賊将を生擒って、どこかへ拉(らっ)して行こうとする様子から見れば、賊ではない...
吉川英治 「三国志」
...土民の分際で」「それほど俺の生擒った何儀が欲しければ俺の手にあるこの宝刀を奪ってみろ...
吉川英治 「三国志」
...あれは生擒(いけど)りにして...
吉川英治 「三国志」
...すでに敵の擒人(とりこ)となっている境遇も思わず...
吉川英治 「三国志」
...生擒(いけど)った密使の口書きもつぶさに示しての上である...
吉川英治 「三国志」
...彼を生け擒りにせんものと...
吉川英治 「三国志」
...生擒(いけど)られたと聞いたら...
吉川英治 「三国志」
...孔明(こうめい)・三擒(きん)三放(ほう)の事(こと)一孟獲は山城に帰ると...
吉川英治 「三国志」
...仲達という稀代な獣(けもの)を生擒(いけど)るだろう...
吉川英治 「三国志」
...織田家の擒人(とりこ)となって...
吉川英治 「新書太閤記」
...又十郎を擒人(とりこ)にしたが...
吉川英治 「柳生月影抄」
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