...彼の婿の父親は唯(ただ)「憲政を擁護する為に」彼よりも腕の利かない敵を何人も社会的に殺していた...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...将来は世界のデモクラシーを擁護する立場において相提携したい」と述べられた...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...文化人の生活を擁護することは文化政策の重要なる根幹をなすものであるが...
伊丹万作 「著作権の問題」
...桃を擁護するに似たり...
大町桂月 「小利根川の櫻」
...リーグ当局自身の権威を擁護することに決心したのである...
戸坂潤 「社会時評」
...つまり自由主義を最も根柢的に擁護するものは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...芸術の若々しい独創的な力を真面目(まじめ)に擁護することであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ...
日本国 「新憲法の解説」
...吾々が外國製織物を擁護するのは...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「スワデシの誓」
...革進を擁護するものを打倒する理由だといって歓喜しているものでは決してなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...文化を擁護するということは...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
...クサンチッペをこれだけ擁護するということは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この結構な学問を擁護するのに特におあつらえむきのものであった!* フランソワ・ド・フォワ=カンダル Franois de Foix-Candale. 哲学者でもあり理学者でもあり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼と同じように自分の国の旧制度を擁護する人々が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...とうていあれほどの不正を擁護するには足りないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...多分それは自分の生活を擁護するための熱意で...
夢野久作 「眼を開く」
...身禁門を擁護する曹操として...
吉川英治 「三国志」
...唾棄(だき)している都の現状や一門の繁栄を擁護する権化(ごんげ)となって...
吉川英治 「源頼朝」
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