...伝播説は適用せらる可きものなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...播磨(はりま)と但馬(たじま)の国境になった谷あいの地に...
田中貢太郎 「風呂供養の話」
......
種田山頭火 「草木塔」
...火の伝播(でんぱ)がいかに迅速であるとしても...
寺田寅彦 「火事教育」
...私の本国は播州(ばんしゅう)姫路...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...故に今のごとく播(ち)るには極めて徐々漸々と掛かったであろう...
南方熊楠 「十二支考」
...方貞も亦父に同じく播磨守にせられ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...雁木坂(がんきざか)の四加番が播磨(はりま)安志(あんじ)の小笠原信濃守長武(しなのゝかみながたけ)である...
森鴎外 「大塩平八郎」
...正式に播磨屋と名乗ったのは...
柳田国男 「故郷七十年」
...播州へ行かない気遣いはないはずなのだが...
柳田国男 「故郷七十年」
...その他にも播州には柳田姓が大変多い...
柳田国男 「故郷七十年」
...その欝屈(うっくつ)は伝播(でんぱ)し...
山川方夫 「愛のごとく」
...押借と放火と殺傷とで遠近を脅かしてから、尊王攘夷は名ばかりに取られ、逃ぐる者は出ても、加はる者は無く、若年寄田沼玄蕃頭を目代として、十二諸侯(松平下總守鳥居丹波守、水野日向守、松平右京亮、土屋采女正、細川玄蕃頭、松平播磨守、堀内藏頭、井上伊豫守、松平周防守、丹羽左京太夫、板倉内膳正)の兵およそ一萬三千人がひし/\と筑波をとり卷いた...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...……摂津、播磨(はりま)、備後(びんご)あたりの武者ばらも、駈け参じるなら、はや見えてよい頃だが」「お案じあそばされますな...
吉川英治 「私本太平記」
...播州(ばんしゅう)平井山へ早打を依頼した...
吉川英治 「新書太閤記」
...播州(ばんしゅう)へ帰った...
吉川英治 「新書太閤記」
...倫敦から放送される歌謡を伝播(でんぱ)していたのを疾風のなかで私は嚥(の)み下した...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
...また特にキリスト教の伝播を重んずるが故に...
和辻哲郎 「鎖国」
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