...百万長者3・10播磨(はりま)の伊藤といへば往時(むかし)からの百万長者...
薄田泣菫 「茶話」
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立原道造 「萱草に寄す」
...文範と云うのは民部卿播磨守で...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...やうやく一畝だけ耕して大根を播いた...
種田山頭火 「其中日記」
...それでこういう樹の種子を選ぶには播種(はしゅ)すべき土地に応じて適当な処の産を用いねばなるまいという事を論じている人がある...
寺田寅彦 「話の種」
...この事もしあるいは伝播(でんぱ)せば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それでよく小麦の中に牧草の混播をする...
中谷宇吉郎 「捨てる文化」
...私のかたわらに居る夫人のその絵に対する鋭い感受性が私の心にまで伝播(でんぱ)してくるためのようにも思われた...
堀辰雄 「窓」
...普通他所では二粒宛播いておりますあの大豆を...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...例えばマツナ 肥前南高来(みなみたかき)郡マツナ 筑前マツブキ 播磨この二つは『本草啓蒙』に出ている...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ことに播磨屋の千六は町人のボンチ上りだけに...
夢野久作 「名娼満月」
...すぐ播州へ戻る心底...
吉川英治 「剣難女難」
...播州(ばんしゅう)の加古川(かこがわ)へ迂回(うかい)して出て...
吉川英治 「新書太閤記」
...播磨(はりま)へ帰った秀吉のうえにつながっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...播州(ばんしゅう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...留守として姫路に残る小出播磨守(はりまのかみ)と三好武蔵守が...
吉川英治 「新書太閤記」
...利家は、膝を打って、「さればよ、その折、いつも将棋の駒の旗さし物を見せ、上杉勢のまッ先に出て、味方をなやます強槍の一将こそ、越後の石川播磨なれと聞くからに、慥(しか)と、見覚えてお槍先を試みんと窺(うかが)いおったが、ついに拝面の機もなく、今日、ここでお膝を交えるとは……」「いや、又左どのは、御幸運でござったよ」「ははは、何の、播磨どのこそ、またなき命拾いをなされたのじゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...播磨の土民蜂起を初めとして...
和辻哲郎 「鎖国」
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