...撥条(バネ)が外れたようなジジーという音がした...
海野十三 「深夜の市長」
...箱の中には時計の撥条(ぜんまい)が隠されている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そしてその撥条をうまく加工すると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一片の小さな鋼鉄の時計の撥条(ぜんまい)に歯をつけて鋸(のこぎり)にしたものだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...僕は機械の撥条(ばね)を絶えず巻きはしない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...両腕は撥条(ばね)が切れたようにだらりとたれ下がり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もう撥条(ばね)を巻かれなくなった振り子が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そこでこれはどこかに撥条(はじき)が隠れてゐるだらうと思つた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...果して隠れた撥条が見付かつた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...撥条は締まるだらうが...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...撥条も同じであらう...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...果して撥条が手に障つた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...撥条の構造は全く前の窓と同じであつた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...それから己は撥条(はじき)を押して窓の戸を二三寸押し上げて見た...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...兎に角内の戸は撥条が利いて跡が旨く締まつてゐたのだ...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...固より撥条(バネ)なきことは同じけれど...
森鴎外 「みちの記」
...腕輪はニッケルの撥条(ばね)...
夢野久作 「暗黒公使」
...けれどもどうしてもその弾倉撥条(バネ)を握り締める力が出ないらしかった...
夢野久作 「暗黒公使」
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