...天啓そのものに撞着(どうちゃく)はない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...過去におけるそれを言わないのは自家撞着の甚だしいものだというのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...総(すべ)て前提の「物ふるれば縮みて避けんとす我心は臆病なり云々」の文字と相(あひ)撞着(どうちやく)して并行(へいかう)する能(あた)はざる者なり...
石橋忍月 「舞姫」
...また前に書いたことと自家撞着(じかどうちゃく)するように見えることを平気で書いたりしている場合がずいぶん多いことであろうと思われる...
寺田寅彦 「随筆難」
...全く気任せに自由に「そこはかとなく」「あやしう」「ものぐるほしく」矛盾も撞着(どうちゃく)も頓着しないで書いているところに...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...その公法なるものはブライト氏がいわゆる「習慣より成立したる錯雑撞着(さくざつどうちゃく)の律例にして...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...産業組合主義も農村工業化乃至電化政策以上にあちこちからの矛盾と撞着とになやまされる...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...文化と今日の支配的社会との矛盾撞着がより根本の問題になる筈であり...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ジードのアイディアリズムはソヴェートのリアリズムと撞着した...
戸坂潤 「読書法」
...夫々の間の撞着・矛盾を...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...而もこの対立撞着が極めて組織的な構造を有っているのである...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...自家撞着(どうちゃく)をきたし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しばしばたがいに撞着(どうちゃく)する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...前に述べた事がらと撞着(どうちゃく)なしに吾人は信ずるのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...女役者として巍然(ぎぜん)と男優をも撞着(どうちゃく)せしめた技量をもって...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...いかに矛盾撞着する思想を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...われわれ人間はみな矛盾と撞着のかたまりなのではなかろうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は自家撞着に陥っているのでなければならぬ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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