...これは実に了解し難い自家撞着である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...かれはあらゆる矛盾と撞着(どうちやく)とを感じた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...これらの矛盾撞着によって三段論法では説けない道理を解説しているところにこの書の妙味があるであろう...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...撞着(どうちゃく)が撞着のようにも考えられなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...蔽うべくもない理論の乱雑な無政府的な対立・撞着・矛盾に陥っているからである...
戸坂潤 「科学論」
...そしてこの撞着・対立を機械論に止まる限りどうしても脱却することは出来ないのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...二つはただ矛盾したり撞着したりするのではない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...著しくそれ自身の制限と撞着とを...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...ジードのアイディアリズムはソヴェートのリアリズムと撞着した...
戸坂潤 「読書法」
...又常識はいつもお互いに撞着するものだという性質も...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...対立と撞着とがあるのだ...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...強情と思われるほど完全に理性と撞着するものだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...時としては矛盾し撞着(どうちゃく)することもあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...超越即内在の絶対矛盾的自己同一の原理に撞着(どうちゃく)せなければならない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...望む所の若い女が遂に向うから来て撞着(ぶつか)った...
二葉亭四迷 「平凡」
...良識人としての考えとが撞着する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ自体の中にいくらか矛盾撞着を含んでいるであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...セキスピアもバナードショオも背後に撞着(どうちゃく)...
夢野久作 「近世快人伝」
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