...これは物質の総量が不変であるという現代科学の立場と撞着するのみならず...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...総(すべ)て前提の「物ふるれば縮みて避けんとす我心は臆病なり云々」の文字と相(あひ)撞着(どうちやく)して并行(へいかう)する能(あた)はざる者なり...
石橋忍月 「舞姫」
...明らかに自家撞着(じかどうちゃく)でなければならぬ...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...必しも国民固有の天地開闢説を撞着するものに非ずと...
高木敏雄 「比較神話学」
...あらゆる撞着のあるのが即ち吾々である...
田山録弥 「新しい生」
...撞着(どうちゃく)が撞着のようにも考えられなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...個々分離・自家撞着の事業をばその儀型のうちに溶解しこれを圧搾して当時英俊豪傑が竜顛虎倒の分子は尋ぬるに痕(あと)なく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...そしてこの撞着・対立を機械論に止まる限りどうしても脱却することは出来ないのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...お互いに離れることが出来ずに而もお互いに矛盾撞着せずには措かない関係に苦しむ処の...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...又常識はいつもお互いに撞着するものだという性質も...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ただ統制経済と自由経済との撞着は増々著しくなって行くので...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...夫が政治的自由主義でない限り政治上の科学的(唯物論的)社会主義と直接に撞着する必然性をもっていないからだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...却って直接に撞着するものを持っているのだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...到る処に於て対立撞着雑居することによって...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...しばしばたがいに撞着(どうちゃく)する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どういう風に国際的な資本主義経済の自己撞着と戦争の矛盾を発見し...
宮本百合子 「生きつつある自意識」
...こういう矛盾撞着の中に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...笑うに余りある自家撞着である...
柳田国男 「雪国の春」
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