...あの出来事は本当に摩訶不思議だった...
...この画像はとても摩訶不思議な形をしている...
...彼女の人生は摩訶不思議なくらいに平凡だ...
...この小説は摩訶不思議な展開がある...
...彼の行動には摩訶不思議な理由がある...
...例の摩訶不思議(まかふしぎ)な「赤外線男」事件を解(と)く一つの重大なる鍵の役目を演じたことを思えば...
海野十三 「赤外線男」
...こうして現れた摩訶不思議(まかふしぎ)なる赤ン坊の大入道(おおにゅうどう)!昔のお伽噺に...
海野十三 「地球盗難」
...摩訶不思議な力を持っているものの世間の狭さ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...摩訶不思議な力を身に具えている自分の世間の狭さ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...もろもろの法は千変万化(せんぺんばんか)摩訶不思議(まかふしぎ)である...
高浜虚子 「俳句への道」
...この赤煉瓦の建物の中に投げ込まれたときにはあのトルコの王様の退屈を慰めたというアラビアンナイトの人喰鬼の宮殿のようにおれにはこの巨大な赤煉瓦の沈黙した建物は摩訶不思議なものであった...
陀田勘助 「春がふたたび牢獄にやってきた!」
...誠に精神的に貧弱な現今のわが國に斯くも摩訶不思議の詩境にあそぶものがあるかと僕の心は君に對する驚異と畏敬とにみたされた...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...ぼくの一家に落ち掛かった一件くらい摩訶不思議の連続は...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...この摩訶不思議な物語が荒れる天候から現れ出たかのよう――大時化の際の藻草が一面に押し寄せるがごとくで――そして今再び同じく退いていったかのよう...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...それでまた相手が妙にも思はぬといふ摩訶不思議な有様である...
中原中也 「撫でられた象」
...摩訶不思議なる此の真言の秘密はただ詩人のみが知る...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...摩訶不思議といわれるような人工の美もない――断崖の上に聳り立つ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...なんでホテル経営者がウイスキーをただで提供しなければならないんだ? 摩訶不思議なことに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...摩訶不思議な方法で霧の専門家を自称していた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...効果は摩訶不思議で強力...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...殊に脳味噌の味は摩訶不思議であつた...
村山槐多 「悪魔の舌」
...千早へ」「おおよ! てめえのような摩訶不思議(まかふしぎ)な爺イに下郎仕えするくらいなら...
吉川英治 「私本太平記」
...摩訶不思議(まかふしぎ)な魅力をもって人間どもを操(あやつ)り世を動かす恐ろしいものに相違ございません」問「天皇...
吉川英治 「私本太平記」
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