...あの出来事は本当に摩訶不思議だった...
...この画像はとても摩訶不思議な形をしている...
...彼女の人生は摩訶不思議なくらいに平凡だ...
...この小説は摩訶不思議な展開がある...
...彼の行動には摩訶不思議な理由がある...
...摩訶伽葉(まかかしょう)は笑ったではないか?」その時はわたしもいつのまにか...
芥川龍之介 「俊寛」
...鞄をここへ載せて……そしていよいよ赤見沢博士謹製(きんせい)の摩訶(まか)不思議なる逸品(いっぴん)の拝観と行こうか」目賀野は...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...「摩訶(まか)般若波羅蜜多は...
高神覚昇 「般若心経講義」
...もろもろの法は千変万化(せんぺんばんか)摩訶不思議(まかふしぎ)である...
高浜虚子 「俳句への道」
...摩訶止観と云う書には...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...南無緑平老菩薩! 十万三世一切仏、諸尊菩薩摩(マヽ)薩、摩訶般若波羅蜜...
種田山頭火 「行乞記」
...この摩訶不思議な物語が荒れる天候から現れ出たかのよう――大時化の際の藻草が一面に押し寄せるがごとくで――そして今再び同じく退いていったかのよう...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...南海の観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)摩訶薩(まかさつ)じゃ...
中島敦 「悟浄出世」
...昨夜又々摩訶毘盧遮那仏(まかころしゃなぶつ)夢枕に現じてのお告(つげ)に...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...その時計が這ひ出して下水へでも姿を隱したと言ふのか」平次に取つては摩訶(まか)不思議な時計の機構(からくり)よりも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...摩訶止観(まかしかん)とか止観十乗(じょう)とかいって...
久生十蘭 「予言」
...摩訶不思議といわれるような人工の美もない――断崖の上に聳り立つ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...摩訶不思議な方法で霧の専門家を自称していた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...効果は摩訶不思議で強力...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...『摩訶僧祇律』七に雪山水中の竜が仙人の行儀よく座禅するを愛し七巾(まき)巻きて自分の額で仙人の項(うなじ)を覆い...
南方熊楠 「十二支考」
...何ぞ梁の武帝が敵寇至るに沙門を集めて『摩訶般若心経』を講じて虜(とりこ)となり餓死せしに異ならん...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...法力の摩訶(まか)不思議に...
吉川英治 「源頼朝」
...悩ましげな鳶色の眼のうえにさながら何か摩訶ふしぎなヴェールのように濃い睫毛がかぶさっているところといい...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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