...あの出来事は本当に摩訶不思議だった...
...この画像はとても摩訶不思議な形をしている...
...彼女の人生は摩訶不思議なくらいに平凡だ...
...この小説は摩訶不思議な展開がある...
...彼の行動には摩訶不思議な理由がある...
...例の摩訶不思議(まかふしぎ)な「赤外線男」事件を解(と)く一つの重大なる鍵の役目を演じたことを思えば...
海野十三 「赤外線男」
...摩訶(まか)不思議の事件として当局を悩ましたが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...南無緑平老菩薩! 十万三世一切仏、諸尊菩薩摩(マヽ)薩、摩訶般若波羅蜜...
種田山頭火 「行乞記」
...……』・いまし昇る秋の日へ摩訶般若波羅密(マヽ)多心経・コスモス咲いて...
種田山頭火 「行乞記」
...阿謨迦毘盧遮那摩訶菩怛羅摩尼鉢曇摩忸婆羅波羅波利多耶(おんあもきゃびろしゃのまかぼだらまにはんどまじんばらはらはりたやうん)――コトコトと梯子段を登る音が止んで暫らくすると...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでまた相手が妙にも思はぬといふ摩訶不思議な有様である...
中原中也 「撫でられた象」
...朝暮(てうぼ)に摩訶止觀(まかしくわん)を談ずれば...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...摩訶止観(まかしかん)とか止観十乗(じょう)とかいって...
久生十蘭 「予言」
...『摩訶僧祇律』七に雪山水中の竜が仙人の行儀よく座禅するを愛し七巾(まき)巻きて自分の額で仙人の項(うなじ)を覆い...
南方熊楠 「十二支考」
...東晋の仏陀跋羅(ばーどら)と法顕共に訳せる『摩訶僧祇律』三十二にいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...『摩訶僧祇律』三にいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...摩訶羅には何にもくれなんだ...
南方熊楠 「十二支考」
...摩訶羅寺へ帰って羨ましくってならず...
南方熊楠 「十二支考」
...大いに立腹して摩訶羅を叩き出す...
南方熊楠 「十二支考」
...摩訶迦羅天(まかからてん)は大黒天なり...
南方熊楠 「十二支考」
...千早へ」「おおよ! てめえのような摩訶不思議(まかふしぎ)な爺イに下郎仕えするくらいなら...
吉川英治 「私本太平記」
...摩訶不思議(まかふしぎ)な魅力をもって人間どもを操(あやつ)り世を動かす恐ろしいものに相違ございません」問「天皇...
吉川英治 「私本太平記」
...この時真に見たのはただ摩訶迦葉(かしょう)一人である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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