...有名な薩摩公の兄弟にあたる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...カラン、コロンが直き其處にきこえたと思ひましたのが、實は其の何とも寂然とした月夜なので、遠くから響いたので、御本體は遙に遠い、お渡りに手間が取れます、寒さは寒し、さあ、然うなりますと、がつ/\がう/\といふ瀧の音ともろともに、ぶる/\がた/\と、ふるへがとまらなかつたのでございますが、話のやうで、飛でもない、何、あなた、ここに月明に一人、橋に噛りついた男が居るのに、其のカラコロの調子一つ亂さないで、やがて澄して通過ぎますのを、さあ、鬼か、魔か、と事も大層に聞こえませうけれども、まつたく、そんな氣がいたしましてな、千鈞の重さで、すくんだ頸首へ獅噛みついて離れようとしません、世間樣へお附合ばかり少々櫛目を入れました此の素頭を捻向けて見ました處が、何と拍子ぬけにも何にも、銀杏返の中背の若い婦で……娘でございますよ、妙齡の――※さん、※さん――私は此方が肝を冷しましただけ、餘りに對手の澄して行くのに、口惜くなつて、――今時分一人で何處へ行きなさる、――いゝえ、あの、網代へ皈るんでございますと言ひます、農家の娘で、野良仕事の手傳を濟ました晩過ぎてから、裁縫のお稽古に熱海まで通ふんだとまた申します、痩せた按摩だが、大の男だ、それがさ、活きた心地はなかつた、といふのに、お前さん、いゝ度胸だ、よく可怖くないね、といひますとな、おつかさんに聞きました、簪を逆手に取れば、婦は何にも可恐くはないと、いたづらをする奴の目の球を狙ふんだつて、キラリと、それ、あゝ、危い、此の上目を狙はれて堪るもんでございますか、もう片手に拔いて持つて居たでございますよ、串戲ぢやありません、裁縫がへりの網代の娘と分つても、そのうつくしい顏といひ容子といひ、月夜の眞夜中、折からと申し……といつて揉み分けながらその聞手の糸七の背筋へ頭を下げた...
泉鏡花 「遺稿」
...桑名じゃあ……芸者の箱屋は按摩かい...
泉鏡花 「歌行燈」
...仮装の一個(ひとつ)として顕(あらわ)れている――按摩の謙斎が...
泉鏡花 「怨霊借用」
...宇摩志阿斯訶備比古遲神...
武田祐吉 「古事記」
...シャッシャッと摩擦するのである...
太宰治 「パンドラの匣」
...摩天楼(スカイスクレエパア)という名にふさわしく...
田中英光 「オリンポスの果実」
...不呼國 吉田氏は薩摩國日置郡日置郷とす...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...薩摩隼人ともあろうものが...
直木三十五 「南国太平記」
...多くの摩擦もあり...
中井正一 「国立国会図書館について」
...それから彼等の巣窟たるこの四国町の薩摩屋敷が焼打ちになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...一般に粉体の摩擦電気の研究は可成り面倒で...
中谷宇吉郎 「低温室だより」
...護摩壇(ごまだん)も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金色燦然(さんぜん)たる護摩壇は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...市中の旭劇場にかゝつてゐる琉球劇『阿摩和利』を見に行つたのは嬉しかつた...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...ひる終って咽喉は悪し、肩は凝るので、按摩をとる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ミジンも脳髄に残していないというような摩訶(まか)不思議をあらわす...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...寺では正(まさ)しく護摩壇(ごまだん)で焔にしてはくれたが...
吉川英治 「茶漬三略」
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