...当時美妙斎の作を読んだものは作者の人物を揣摩(しま)せずにはおられなかった...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...冷水摩擦をやる...
大杉栄 「続獄中記」
...子や孫の代にはいつのまにやら天をも摩する巨木に成長するのである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...習慣となった摩擦行為が繰返される...
田中英光 「野狐」
...予ハ部屋ニ戻ッテ按摩ヲ呼ブ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...かへるところがない(述懐)・伊勢は志摩はかすんで遠く近く白波・波音の松風となる水のうまさは(半月庵蛤水)ひとり兎を飼うてひつそり(健三居)四月十九日曇つたり晴れたり...
種田山頭火 「旅日記」
...……野天の護摩の焔...
種田山頭火 「松山日記」
...此の説恐らくは揣摩臆測にして眞相を得たるものにはあらじ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一応の筋道さえ申さず、不意討をして――たわけっ、薩摩隼人は、死んでも、盗賊に等しい縄目にかかると思うか...
直木三十五 「南国太平記」
...薩摩や長州がどうあろうとも...
中里介山 「大菩薩峠」
...興味を持つてゐる湖はこの摩周と...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...薩摩からは、前にもちょっと述べた僧珠全が、一度は宗祇により、一度は宗碩と同道して、実隆に面謁したのみでなく、同国人吉田若狭守位清という者からは、和歌の合点(ごうてん)を依頼してきた...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...よし口(くち)に出(だ)して言(い)はなからうともお前(まへ)に思(おも)ふ事(こと)がある位(くらゐ)めくら按摩(あんま)に探(さ)ぐらせても知(し)れた事(こと)...
樋口一葉 「にごりえ」
...長摩納を呼び汝珠を取ったかと問うに...
南方熊楠 「十二支考」
...平八郎が叔父宮脇志摩(しま)の二女を五年前に養女にしたいくが九歳...
森鴎外 「大塩平八郎」
...先に立つて行く軍人の雨覆(あまおほひ)が八の絆纏の袖(そで)と摩れ摩れになつて...
森鴎外 「金貨」
...それが方々摩り切れて...
森林太郎 「身上話」
...奧多摩の山々も、他地方と同じやうに、すつかり伐られて、淺い山にはもう材木らしい木もなくなつたが、こゝは古くからの“材木所”でもあつた...
吉川英治 「折々の記」
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